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防衛省報道官、陸自訓練での榴弾砲の演習場外着弾の可能性について言及(2月4日)

  • 日本の防衛

2025-2-6 09:35

 令和7(2025)年2月4日(火)16時~16時2分、安居院公仁(あぐいん・きみひと)報道官は、防衛省A棟11階第1省議室において報道官会見を行った。
 内容は、以下のとおり。

発表事項

なし。

記者との質疑応答

饗庭野演習場での榴弾砲の場外着弾の可能性について

記者 :先ほど、陸上自衛隊の方でですね、饗庭野演習場の砲弾が見つかっていないという発表がありましたが、最新の状況についてですね、お聞かせいただきたいのと、この演習場、過去に2回、同様なことが起きています。再発防止策を講じたにもかかわらずですね、こうしたことが続いていることについて、どのように感じていらっしゃるかお聞かせください。

報道官 :昨日の14時40分頃でございます。陸上自衛隊中部方面特科連隊の第3大隊、岡山県の日本原駐屯地にございますが、滋賀県の饗庭野演習場におきまして、155mm榴弾砲FH70の射撃訓練を実施中に、着弾が確認できない事案が発生いたしました。現在、部隊が捜索中ですが、保安用地を含む演習場外に着弾した可能性も否定できません。なお、現在のところ、部外からの被害の連絡はございませんが、このような事案が発生いたしましたことに対しまして、地元の皆様に御心配をおかけしていることを大変申し訳なく思っております。今回の事案の原因は調査中ではございますが、同種事案の再発防止に努めてきた中、このような事案が起きたことは、何らかの不十分な点があったものと認識しておりまして、極めて深刻に受け止めております。防衛省・自衛隊といたしましては、今後、原因を究明いたしまして、再発防止を徹底してまいります。

(以上)

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