3等海佐を書類送致 昨年5月にP-3C哨戒機の操縦教育で機体を損傷(2月6日)
- 日本の防衛
2025-2-10 09:15
防衛省 海上幕僚監部は令和7(2025)年2月6日(木)16時30分、自衛隊員等の書類送致について発表した。
被疑者は、2024年5月8日午後に海上自衛隊下総航空基地において、教官として哨戒機P-3Cの操縦教育に従事していた際、滑走路においてテイクオーバーの遅れ、その後の過大な修正操作等により機体を管制不能な状態に至らせ、同機の前脚やエンジン等を損傷させた。
発表内容は下記のとおり。
自衛隊員等の書類送致について
下記のとおり、横須賀地方警務隊が自衛隊員を書類送致しましたのでお知らせします。
1 事件の概要
被疑者は、教官として学生に対する哨戒機P-3Cの操縦教育に従事していた令和6年5月8日(水)午後4時12分頃、海上自衛隊下総航空基地内滑走路において、テイクオーバー※の遅れ、更にその後の過大な修正操作等により機体を管制不能な状態に至らせたことで、機体を滑走路外に逸脱させた後、かく座・停止するに至らせ、併せて同機の前脚、エンジン等を損傷させた。
以上の業務上の過失により航空の危険を生じさせ、航行中の航空機を損傷させたものである。
※教官が学生から操縦を取り上げて修正すること。
2 被疑者
第203教育航空隊 3等海佐 30歳代
3 適用罪名及び罰条
航空の危険を生じさせる行為等の処罰に関する法律違反 同法第6条第2項
4 送致日及び送致先
令和7年2月6日 横浜地方検察庁横須賀支部
(以上)
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