《レポート》スキー機動訓練「ノースウインド25」──北海道の白銀世界で日米交流
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2025-2-11 10:15
2025年1月31日(金)から2月9日(日)までの間、北海道大演習場(恵庭市など)において、日米共同訓練「ノースウインド25」が実施された。日本からは陸上自衛隊の第11旅団 第18普通科連隊(真駒内駐屯地:札幌市)などが、アメリカからは米陸軍の第11空挺師団 第1歩兵旅団 第1-5歩兵大隊(フォート・ウェインライト基地:アラスカ州)などが参加した。
陸上自衛隊は、米陸・海兵隊との間で数多くの訓練を実施しているが、その中で「ノースウインド」は、米陸軍との共同訓練として毎年冬に実施しているものだ。積雪寒冷地における作戦遂行能力及び相互運用性の向上を図ることを目的としている訓練であり、他の日米共同訓練と比べると規模は小さい。
米陸軍第11空挺師団はアラスカ州を拠点としているため、第1-5歩兵大隊の兵士にとって、北海道の摂氏マイナス12〜4度は比較的温かであった。しかし意外なことに、ほとんどの米兵たちはスキー初心者であり、今回も最初にスキー機動訓練が行われて、勢いよく転ぶ姿も見られた。
今回初めての試みとして日米の隊員が同じテント内で寝泊まりし、全体的にリラックスしたムードの中、訓練が繰り広げられていった。
(以上)
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