自衛隊呉病院の1等海尉と第1術科学校の防衛技官を書類送致。歯科医師法(改正前)違反などの疑い
- 日本の防衛
2025-2-18 12:00
防衛省 海上幕僚監部は令和7(2025)年2月14日(金)16時30分、呉地方警務隊が2名の自衛隊員を書類送致したことを発表した。被疑者は自衛隊呉病院(当時:第1術科学校総務部衛生課)の1等海尉と第1術科学校総務部衛生課の防衛技官で、発表内容の全文は下記の通り。
自衛隊員等の書類送致について
下記のとおり、呉地方警務隊が自衛隊員を書類送致しましたのでお知らせします。
1 事件の概要
海上自衛隊第1術科学校総務部衛生課歯科診療室において、歯科医官小川朋瀬(以下「被疑者A」という。)と防衛技官(歯科衛生士)田原 真主美(以下「被疑者B」という。)は、令和5年4月から6月の間に被疑者Bの虫歯治療等の診療をしたにもかかわらず、診療に関する事項を外来診療録等に不記載とし、さらに同年7月に共謀の上、被疑者Bを診療した際に、自衛官である他者の氏名を記入するなどし、内容虚偽の有印公文書を作成、行使したものである。
2 被疑者
(1)被疑者A
自衛隊呉病院(当時:第1術科学校総務部衛生課)
1等海尉 小川朋瀬(おがわ ともせ)(33歳)
(2)被疑者B
海上自衛隊 第1術科学校総務部衛生課
防衛技官 田原真主美(たはら ますみ)(45歳)
3 送致日及び送致先
令和7年2月14日(金)広島地方検察庁呉支部
4 送致罪名及び罰条
(1)歯科医師法(改正前)違反:同法第23条第1項、同法第31条の2第1号
(2)虚偽有印公文書作成、同行使:刑法第156条、同第158条第1項
(以上)
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