日本の防衛と安全保障の今を伝える
[Jディフェンスニュース]

site search

menu

Jディフェンスニュース

中谷防衛大臣が2月28日夜に臨時会見 岩手県大船渡市における山林火災に係る災害派遣について

  • 日本の防衛

2025-3-3 12:33

 令和7(2025)年2月28日(金)17時~17時03分、中谷 元(なかたに・げん)防衛大臣は、防衛省A棟1階エントランスで岩手県大船渡市における山林火災に係る災害派遣に関する臨時会見を行った。
 内容は、以下のとおり。

発表事項

2月28日の岩手県大船渡市の山林火災に対する災害派遣について

大臣 :岩手県の大船渡市における山林火災について、報告をいたします。岩手県の大船渡市で発生した山林火災において、被災された皆様には、心からお見舞いを申し上げます。

 今回の山林火災に際しまして、先ほど、防衛省関係幹部会議を開催しまして、現地の最新状況、また自衛隊の活動状況などについて改めて情報共有を図るとともに、一刻も早い鎮火に向けて今後の対応方針を確認をいたしました。

 本日28日の自衛隊の具体的な活動としましては、大型のCH-47輸送ヘリコプター4機による空中消火活動に加えて、3機の映像伝送等のヘリコプターの計7機により消火活動等にあたっておりますが、本日15時時点で、計153回、延べ約765トンの散水を行いました。また、新たにCH-47ヘリコプターを2機、追加で前進待機をさせており、今後、9機態勢で消化活動を実施をしてまいります。

山梨県大月市の山林火災に対する災害派遣について

 なお、現在山梨県大月市においても山林火災が発生しておりまして、本日28日、山梨県知事から災害派遣要請がありまして、陸上自衛隊東部方面航空隊のUH-1多用途ヘリコプター2機、陸上自衛隊第12ヘリコプター隊のCH-47輸送ヘリコプター1機の計3機により、消火活動を予定をしております。防衛省・自衛隊としましては、被害の拡大防止と一刻も早い鎮火に向けまして、現地の自治体や消防等と一体となって、消火活動等に全力で当たっております。消火活動は山梨県の方は始まっております。

質疑応答

明日(3月1日)以降の災害派遣の予定について

記者 :明日展開する消火に当たる機体は9機で良いのかということをまず伺います。

大臣 :そのとおりです。合計9機です。

記者 :明後日以降ですね、更なる増派というのも考えていらっしゃるのでしょうか。

大臣 :今全力で鎮火をできるように活動しておりますので、その後の状況を見て判断することになります。

(以上)

◎下の[次の記事][前の記事]ボタンで、日本の防衛に関するニュース記事を次々にご覧いただけます。

Ranking読まれている記事
  • 24時間
  • 1週間
  • 1ヶ月
bnrname
bnrname

pagetop