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防衛省、機動対応宇宙システムの実証の進捗状況を発表(3月4日)

  • 日本の防衛

2025-3-6 13:48

 防衛省は、令和7(2025)年3月4日(火)17時00分、機動対応宇宙システムの実証の進捗状況について以下のように公表した。

機動対応宇宙システムの実証の進捗状況について

 静止軌道におけるSDA(宇宙領域把握)能力の向上に当たり重要な、衛星の自律的かつ機動的な運用能力等を取得するための実証事業について、下記のとおり契約が成立しましたのでお知らせします。

 事業名 機動対応宇宙システム実証機の試作
 契約年月日 令和7年2月25日(火)
 契約相手方 株式会社アストロスケール

 防衛省は、国家安全保障戦略(令和4年12月16日国家安全保障会議決定及び閣議決定)等の戦略文書や宇宙安全保障構想(令和5年6月13日宇宙開発戦略本部決定)に基づいて、引き続き、民間事業者等とも連携し、宇宙空間における脅威の早期探知・把握能力の強化に取り組んでまいります。

事業概要

 静止軌道におけるSDA(宇宙領域把握)能力の向上に当たり重要な、衛星の自律的かつ機動的な運用能力等を取得するため、小型衛星を試作して静止軌道におけるさまざまなアプローチによるRPO(接近・近傍活動)実証や光学撮像実証を行います。また本衛星は、光通信を行うための通信機器を搭載し、静止軌道間での光通信によるデータ伝送実証を行います。

機動対応宇宙システムの実証のイメージ 写真:防衛省

(以上)

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