航空自衛隊 小松基地で、F-35A配備式典を実施(4月26日)
- 日本の防衛
2025-4-28 09:23
※この記事は、2025年4月29日に更新しました。
防衛省は令和7(2025)年4月26日(土)、石川県の航空自衛隊小松基地において、F-35A戦闘機の配備式典を実施した。
配備先の部隊はF-15J戦闘機を運用する第303飛行隊で、今回配備されたF-35Aの機数は3機。今年度中にさらに4機が配備される予定。来年度以降も機数を増やして、F-15JからF-35Aへ更新する。
F-35は米国ロッキードマーティン社が開発したステルス戦闘機で、異なる運用環境に適応したF-35A、F-35B、F-35Cの3タイプがある。この4月までに世界で1150機以上が生産されており、アメリカ、イギリス、イスラエルなど世界13か国で実戦運用されている。
日本ではF-35Aを装備しており、第303飛行隊は青森県 三沢基地の第301、第302飛行隊に続く3個目の運用部隊となる。垂直・短距離離着陸が可能なF-35Bも発注済みで、米テキサス州の工場で生産中。宮崎県 新田原基地への配備が待たれている。
小松基地F-35A配備式典は、4月26日に小松基地の公式Xにおいて、4月28日には航空自衛隊の公式サイトにおいて報告された。以下に、航空自衛隊の報告を転載する。
小松基地F-35A配備式典の実施について(航空自衛隊)
4月26日、航空自衛隊小松基地において、小松基地F-35A配備式典が実施されました。
令和4年に策定された防衛力整備計画ではF-35Aの導入等による我が国の航空戦力の大幅な洗練・強化が明記されており、F-35Aの配備は三沢基地に次いで空自として2か所目となります。
航空自衛隊は、我が国を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増す中、防空態勢をさらに強化し、地域の平和と安定に寄与できるよう、必要な態勢を維持してまいります。
(以上)
この配備式典には小林一大(こばやし・かずひろ)防衛大臣政務官が出席しており、防衛省は4月26日にその様子を公式サイト上で下記の通り報告した。
小林防衛大臣政務官の動静 - F-35A小松基地配備式典
令和7年4月26日、小林一大防衛大臣政務官は、航空自衛隊小松基地において、F-35A小松基地配備式典に出席し、隊員に対し訓示を行うとともに、所在部隊を視察し隊員を激励しました。
防衛省・自衛隊として引き続き、我が国の航空戦力をさらに洗練・強化してまいります。
(以上)
また小松基地の公式Xにおいては、垂直尾翼に第303飛行隊の龍のマークを描いたF-35A 59-8741号機、隊員や関係者約400名が参列した式典の模様を公開している。
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