DSEI Japan 2025 短報──ヌロルマキナUK
- 日本の防衛
2025-5-29 20:45
2025年5月21日から23日まで、千葉県の幕張メッセで開催された、日本で唯一の統合型防衛・セキュリティ展示会「DSEI Japan 2025」。主要な出展ブースの展示内容を、個別にお届けしよう。
ヌロルマキナ(Nurol Makina)は、トルコの装甲車メーカーである。今回のDSEI Japanには、4輪駆動軽装甲車「NMS-L」と「ドラゴン」の模型を出展した。


ヌロルマキナは、2019年に開催されたDSEI Japan 2019にも参加しており、この時はNMS-Lの原型であるNMSの実車の展示を行っていた。そしてNMSは陸上自衛隊「軽装甲機動車」の後継車両の選定コンペにも参加しているが、その時は惜しくも選に漏れている。
このような経緯があるにもかかわらず、ヌロルマキナが再び出展したのは、おそらく諸事情から仕切り直されることとなった軽装甲機動車の後継車両の選定コンペへの再チャレンジを狙ってのものと思われる。
軽装甲機動車の後継車両選定コンペが仕切り直されることとなった正確な理由は不明だが、試験車両の導入にまで駒を進めたハウケイとイーグルの価格が高すぎて、大量調達が困難になったことが、理由の一つだと言われている。NMS-Lとドラゴンの価格は不明だが、ハウケイとイーグルに比べれば安価で、能力的にも、陸上自衛隊の要求を充足できるものと思われる。
DSEI JAPAN 2019にはトルコ本国のヌロルマキナが参加していたが、今回は同社のイギリス法人ヌロルマキナUKが参加した。トルコ製防衛装備品はまだ日本では馴染みが薄いため、事実上の準同盟国であり同志国のイギリスを前面に出して、商戦を行う意図があるものと考えられる。
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