護衛艦「たつた」命名・進水式を7月2日に長崎で実施。三菱重工が発表
- 日本の防衛
2025-7-4 09:45
三菱重工業は令和7(2025)年7月2日(水)、防衛省向け3,900トン型護衛艦の命名・進水式を同社の長崎造船所長崎工場で実施したことを発表した。発表内容の全文と公開された写真は以下の通り。
防衛省向け3,900トン型護衛艦「たつた」の命名・進水式を長崎で実施


三菱重工業は2日、防衛省向け3,900トン型護衛艦の命名・進水式を当社長崎造船所長崎工場(長崎市飽の浦町)にて実施しました。長崎では、2024年12月に実施した同型艦「ながら」の命名・進水式に続くものです。
本艦は、2023(令和5)年度に発注を受けた3,900トン型護衛艦「もがみ」型の11番艦で、「たつた」と命名されました。艦名は、奈良県生駒市付近を流れる大和川の支流である「竜田川」が由来となっています。今後、船体・機関・電気・武器など艤装工事を実施した後、2026(令和8)年度中に防衛省へ引き渡される予定です。
三菱重工グループは、陸・海・空にまたがる防衛装備品事業を一元的に運営し、技術的シナジーを発揮するなかで、機能・性能ならびにコストパフォーマンスに優れた最新鋭の艦艇を開発・設計・建造し、就役後の維持整備および能力向上にも積極的に対応しています。今後もトータルシップインテグレーターとして、省人化や無人化、ライフサイクルコストの低減、早期装備化といった顧客の抱える課題に応え、従来の枠組みにとらわれない新しい護衛艦の開発に注力していきます。

(以上)
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