自衛隊の全職域で女性の配置制限を撤廃 最後は特殊武器防護隊
- 日本の防衛
2025-7-23 09:25
防衛省は令和7(2025)年7月18日(金)13時、防衛省女性職員活躍・ワークライフバランス推進本部において、陸上自衛隊の一部部隊における女性自衛官の配置制限解除を決定した。配置制限が解除されたのは「陸上自衛隊の有毒化学剤や放射能などに汚染された地域で活動する可能性がある特殊武器(化学)防護隊」の一部。以下に発表内容の全文と、同時に発表された参考資料を転載する。
女性自衛官の配置制限の完全撤廃について
本日、防衛省女性職員活躍・ワークライフバランス推進本部(本部長:防衛副大臣)において、陸上自衛隊の有毒化学剤や放射能などに汚染された地域で活動する可能性がある特殊武器(化学)防護隊の一部の部隊の女性自衛官の配置制限を解除することを決定いたしましたので、お知らせします。
これにより、陸・海・空自衛隊における女性自衛官の配置制限を完全に撤廃することとなります。
防衛省女性職員活躍・ワークライフバランス推進本部の構成(参考)
本部長:防衛副大臣
副本部長:防衛大臣政務官
本部員:事務次官、大臣官房長、人事教育局長、統合幕僚長、陸上幕僚長、海上幕僚長、航空幕僚長、防衛装備庁長官
特殊武器防護隊の配置制限解除(参考資料)


(以上)
Ranking読まれている記事
- 24時間
- 1週間
- 1ヶ月
- 《ニュース解説》国産スタンド・オフ・ミサイルの配備早まる
- スタンド・オフ防衛能力の研究進展 滑空弾の飛翔を確認と防衛省が公表
- 人事発令 令和7年8月1日付け、将補人事(陸自36名、海自11名、空自20名)
- 接待受領、不適切指導、酒気帯び運転……防衛省が内部部局職員ら4名を懲戒処分
- 人事発令 令和7年8月1日付け、1佐職人事(陸自196名、海自60名、空自62名)