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シリア南部の戦闘激化に懸念 外務省報道官が全当事者に自制求める談話

  • 日本の防衛

2025-7-23 09:55

 外務省は令和7(2025)年7月19日(土)、外務報道官談話として、シリア南部における暴力の激化およびイスラエルによる攻撃を受けた現地情勢の悪化に対する深刻な懸念を表明した。発表内容の全文は以下の通り。

最近のシリア情勢について(外務報道官談話)

1

 シリア南部地域での暴力の発生及びその後のイスラエルによる攻撃を含む戦闘によるシリア情勢の悪化を、我が国として深く懸念しています。

2

 関係者間で合意された停戦合意の着実な履行を求めるとともに、全ての当事者に対し、最大限の自制を強く求めます。また、事態の収束に向けた米国を始めとする関係国による努力を評価します。

3

 同時に、我が国として、全ての当事者に対し、シリアの領土一体性と国家としての統一性を維持し、シリアの独立と主権を尊重するよう求めます。

4

 我が国は、シリア政府が包摂的な政治的解決と国民和解に向けた対話に取り組んできたことを評価しており、引き続きシリアにおいて平和的で安定した移行が実現するよう、全ての当事者が建設的な役割を果たすことを求めます。

(以上)

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