南雲統合作戦司令官が、米中央軍指揮官交代式に参加(8月9日)
- 日本の防衛
2025-8-20 11:45
防衛省 統合作戦司令部は、令和7(2025)年8月9日(土)に南雲憲一郎(なぐも・けんいちろう)統合作戦司令官が、米マクディル空軍基地において米中央軍指揮官交代式に参加したことについて、以下のように公表した。
米中央軍指揮官交代式への参加について
8月9日(日本時間)、統合作戦司令官は、米国フロリダ州タンパにあるマクディル空軍基地でマイケル E. クリラ(陸軍大将)米中央軍司令官(Commander, General Michael E. Kurilla, U.S. Central Command)の米中央軍指揮官交代式に参加しました。
地域統合軍である米中央軍の管轄地域は、中東地域を広く含んでいます。
各種中東情勢への対応のため、自衛隊は海賊対処行動(米中央軍が国際的取組を主導)、国際平和協力業務を継続し、状況により在外邦人等の保護措置及び輸送や国際緊急援助活動などを行います。
特に中東地域における自衛隊の活動には、米中央軍との連携が不可欠です。統合作戦司令官は、マイケル E. クリラ米中央軍司令官に在任中の自衛隊への多大なる支援と協力について謝辞を述べました。
また、統合作戦司令官は、マイケル E. クリラ米中央軍司令官が不安定かつ厳しい安全保障環境が続く中東地域において、揺るぎないリーダシップを発揮し、任務にあたってこられたことについて、心から敬意を表しました。
統合作戦司令官と後任の米中央軍司令官ブラッド・クーパー海軍大将(The new Commander, Admiral Brad Cooper, U.S. Central Command)は、中東情勢について認識を共有するとともに中東地域とそのシーレーンの安定が日米両国の生存と繁栄にとって極めて重要であり、引き続き、自衛隊と米中央軍が緊密に連携していくことで認識が一致しました。
この度の訪問で米中央軍司令官と緊密な関係を構築することができ、引き続き統合作戦司令部は米地域統合軍司令部との連携を実現してまいります。
(以上)
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