防衛省が情報本部の4名の懲戒処分を発表 免許証偽造や特定秘密の取り扱いなどで(9月29日)
- 日本の防衛
2025-10-1 08:32
防衛省は令和7(2025)年9月29日(月)11時05分、同日付けで懲戒処分等を実施したことを公表した。被処分者は情報本部に所属する40歳代~50歳代の4名。
公表内容は下記のとおり。
懲戒処分の公表
下記のとおり、自衛隊員の懲戒処分を行いましたのでお知らせします。
1 被処分者の所属等
被処分者A:情報本部 2等海尉 40歳代
被処分者B:情報本部 1等陸曹 50歳代
被処分者C:情報本部 3等海佐 50歳代
被処分者D:情報本部 3等陸佐 50歳代
2 事案の概要(処分の理由)
(1)被処分者Aは、令和4年2月24日(木)、情報本部市ヶ谷地区における車両操縦点検の受検に際し、自身の運転免許証を偽造した。
(2)被処分者Bは、令和5年1月12日(木)、被処分者Cの指示を受け、特定秘密を取り扱うことのできない情報システムにおいて、特定秘密の内容を含むデータを取り扱った。
(3)被処分者Cは、被処分者Bに指示を出した上司として、自ら当該データの内容確認は行ったものの、当該データ内に特定秘密の内容を見つけ出すことができず、かつ、被処分者B自身による当該データの内容確認の注意喚起等を怠った。
(4)被処分者Dは、令和5年8月25日(金)、特定秘密を取り扱うことのできない情報システムにおいて、特定秘密の内容を含むデータを取り扱った。
3 処分年月日
令和7年9月29日(月)
4 処分量定
被処分者A:停職4日
被処分者B:減給1月1/10
被処分者C:戒告
被処分者D:減給1月1/10
(以上)
◎下の[次の記事][前の記事]ボタンで、日本の防衛に関するニュース記事を次々にご覧いただけます。
Ranking読まれている記事
- 24時間
- 1週間
- 1ヶ月
- 人事発令 11月30日、12月1日付け 1佐職人事(陸自93名、海自45名、空自5名)
- 人事発令 令和7年12月16日付け、内閣承認人事(陸自2名、海自2名)
- 人事発令 11月28日付け、1佐人事(海自3名)
- 人事発令 令和7年8月1日付け、将補人事(陸自36名、海自11名、空自20名)
- レールガンの進捗状況を発表 極超音速兵器の撃墜めざす:防衛装備庁シンポジウム レポート③
- 人事発令 12月4日付け、1佐職人事(空自5名)
- 馬毛島の基地建設、12月の工事作業予定などを防衛省九州防衛局が公表(12月1日)
- 第216回臨時国会に、自衛官の俸給月額やボーナス引き上げについての法律案が提出
- 人事発令 令和7年8月1日付け、1佐職人事(陸自196名、海自60名、空自62名)
- ノースロップ・グラマン社、IHIとグローバルな推進技術の発展に向け覚書を締結(12月3日)
- 人事発令 11月30日、12月1日付け 1佐職人事(陸自93名、海自45名、空自5名)
- 人事発令 11月28日付け、1佐人事(海自3名)
- 人事発令 11月21日付け、1佐人事(海自4名)
- 人事発令 11月25日付け、1佐人事(海自2名)
- 人事発令 11月20日付け、1佐人事(海自7名)
- 空自が米国で統合ミサイル防衛の実弾射撃訓練を実施(10月13日〜11月15日)
- 人事発令 令和7年8月1日付け、将補人事(陸自36名、海自11名、空自20名)
- 1等海佐の懲戒処分を発表 他部隊の隊員に暴言を伴う威圧的な言動(11月26日)
- 《解説》統合戦闘指揮システムIBCSと導入の鍵となる装備国の主権性
- 防衛省、防衛予算における令和7年度補正予算案の概要を発表(11月28日)
- レールガンの進捗状況を発表 極超音速兵器の撃墜めざす:防衛装備庁シンポジウム レポート③
- 人事発令 11月30日、12月1日付け 1佐職人事(陸自93名、海自45名、空自5名)
- 人事発令 11月9日・10日付け、1佐職人事(空自9名、陸自2名)
- 人事発令 10月30日付け、1佐職人事(空自4名)
- 人事発令 11月21日付け、1佐人事(海自4名)
- 戦闘機と一緒に作戦行動する無人機、日本も作ってみた:防衛装備庁シンポジウム レポート①
- 人事発令 11月5日付け、1佐人事(海自1名)
- 人事発令 令和7年8月1日付け、将補人事(陸自36名、海自11名、空自20名)
- 人事発令 11月28日付け、1佐人事(海自3名)
- 人事発令 11月25日付け、1佐人事(海自2名)

