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防衛省、衛星コンステレーションの整備・運営等事業を落札した企業を発表(12月24日)

  • 日本の防衛

2025-12-26 09:33

 防衛省は令和7(2025)年12月24日(水)19時00分、衛星コンステレーションの整備・運営等事業における民間事業者の選定について以下のように公表した。
 また、三菱電機、スカパーJSAT、三井物産、Synspective、QPS研究所、三井物産エアロスペースも、それぞれこの落札について公式サイトで報じた。

 以下に、防衛省の発表を転載する。

衛星コンステレーションの整備・運営等事業 民間事業者の選定について

 衛星コンステレーションの整備・運営等事業について、「民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律」(平成11年法律第117号)に基づき事業者の選定を行ってきたところ、令和7年12月24日、落札者が決定しましたのでお知らせします。

  落札者:三菱電機株式会社を代表企業とするグループ
  代表企業:三菱電機株式会社
  構成員:スカパーJSAT株式会社、三井物産株式会社
  協力企業:株式会社Synspective、株式会社QPS研究所、株式会社アクセルスペース、三井物産エアロスペース株式会社

入札結果概要 資料出典:防衛省

(参考)「衛星コンステレーションの整備・運営等事業」に係る入札手続きの概要

 標記については、令和7年7月8日に民間事業者の募集を開始し、以下の手続きを経て選定を行いました。

1.事業名
 衛星コンステレーションの整備・運営等事業

2.事業内容
 民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律(平成11年法律第117号)に基づく事業として、PFI手法(BOO(Build-Own-Operate)方式)による、衛星コンステレーションに係る画像データ取得業務、専用地上施設運用等業務及び全般管理業務

3.事業期間
 本事業の実施に係る契約の締結の日から令和13年3月31日まで(約5年間)

4.事業の実施
 落札者は、本事業の遂行のみを目的として、会社法(平成17年法律第86号)第25条に規定する株式会社を設立することを基本として、事業契約を締結及び事業を実施

5.入札手続等
(ア)本事業に携わる者として応募者が適正な資格と能力を備えていることを確認する第一次審査と入札参加者が策定した事業提案を評価する第二次審査を経て落札者を決定
(イ)第二次審査については、事業提案内容及び入札価格を総合的に評価する総合評価落札方式により実施

6.入札スケジュール
 令和7年7月8日 入札公告
 令和7年8月4日 第一次審査資料の受付期限
 令和7年8月8日 第一次審査結果の通知
 令和7年10月24日 第二次審査資料の受付期限
 令和7年12月24日 開札

(以上)

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