報道官が記者会見 中国が日本企業20社を輸出規制リストに掲載した報道について(2月24日)
- 日本の防衛
2026-2-27 11:00
令和8(2026)年2月24日(火)16時31分~16時36分、安居院公仁(あぐいん・きみひと)報道官は防衛省A棟10階記者会見室において報道官会見を行った。
報道官からの発表事項はなく、記者との質疑応答が行われた。内容は以下のとおり。
報道官からの発表事項
なし
記者との質疑応答
中国商務省が日本企業を輸出規制リストに掲載した報道について
記者 :
今日の昼ですね、報道によりますと、中国商務省が、三菱重工業、それから川崎重工業の子会社など、日本の20社の防衛関連企業・団体を輸出規制リストに掲載したと発表して、三菱重工はおおよそですが、3.5%、川崎重工4.2%、ましてや石川製作所に関しては6%を超える大幅な株価が下落しています。しかも引け値についてもほぼ安値引けになっています。これに対する受け止めというよりもですね、防衛産業に与える影響とか、今後の対応についてどのように捉えていらっしゃるか、これが一つです。
もう一つですね、大手の重工メーカーとか、その辺もさることながら、度々、先週あたりから話題になっていますが、防衛産業ワーキンググループで平たく言えば、これから防衛産業に新規の企業、ベンチャー企業や中小企業とか、呼び込もうという時期にですね、中小企業の側からみますと、防衛産業に参入をしたい、でも、中国を怒らせると今、現時点で、自分のところの自動車とかが部品で中国に依存しているので、平たく言うと怖いからと言いますかですね、ためらう、ためらってしまう、ちゅうちょしてしまう懸念もあるのだと思いますが、それについて、どのようにお考えでしょうか。よろしくお願いします。
報道官 :
本日24日でございますけれども、中国の商務部から御指摘のデュアルユース品目につきまして、一部の日本企業等に対する輸出を禁止などする趣旨の発表が行われたことは承知しております。1月6日でございますけれども、中国の商務部が公表した、我が国のみをターゲットとした輸出管理措置につきましては、国際的な慣行と大きく異なります。決して許容できないものであり、強く抗議するとともに、措置の撤回を求めてきたところでございます。
本日公表されました措置についても、同様に、決して許容できず、極めて遺憾であります。政府として強く抗議するとともに、措置の撤回を求めたところでございます。その上で、今般の措置の内容や影響については精査を行い、必要な対応を行ってまいりたいと思っております。
また、先ほど御質問のありました御指摘の防衛産業への新規参入への影響につきましても、今後、精査した上で、防衛生産・技術基盤の強化の観点から必要な対応を行ってまいりたいと思っております。
記者 :
そうしますと、これから色々な各社にですね、間接的な形でヒアリングをやっていくとか、そのような感じでよろしいでしょうか。
報道官 :
繰り返しになりますが、我が国の影響については、現在、精査中でございますので、様々な観点を総合的に勘案の上、毅然かつ冷静に必要な対応を行ってまいりたいというふうに思っております。
記者 :
先ほどの回答で確認なのですけれども、今回の措置について、政府として何か反応というか、抗議をしたりだとか、撤回を求めたりというのは、まだそういった動きは行われていないという理解でよろしいでしょうか。
報道官 :
先ほど申しましたとおり、本日公表された措置につきましても、決して許容できず、極めて遺憾だということ。それから、政府として強く抗議、この抗議につきましては、経済産業省、それから外務省局長級から中国側に申入れを実施したというふうに承知をしております。
記者 :
今の話で確認ですけれども、経産省や外務省と連携して抗議を申し入れたというお話でしたので、現時点では、まだ中国のほうから特に反応というのは来ていないということでよろしいですか。
報道官 :
はい。それについて私は承知をしておりませんが、いずれにしても今回の関係につきまして、我が国の影響については現在精査中ということ、それから様々な観点を総合的に勘案の上、毅然かつ冷静に必要な対応を行ってまいりたいというふうに思っております。
(以上)
◎下の[次の記事][前の記事]ボタンで、日本の防衛に関するニュース記事を次々にご覧いただけます。
Ranking読まれている記事
- 24時間
- 1週間
- 1ヶ月
- 令和8年春の褒章 防衛関係の受章者5名を発表(令和8年4月28日)
- 防衛省関係者960名が受章 第46回危険業務従事者叙勲(令和8年4月11日)
- 航空自衛隊がブルーインパルスの2026年度展示飛行スケジュールを発表(3月3日)
- 「自衛官の処遇改善パンフレット」令和8年度版を公表、防衛大臣がメッセージ(4月17日)
- 佐賀駐屯地に建設する隊員用宿舎の工事概要を発表(4月17日)
- 人事発令 令和8年3月23日付け、将補人事(陸自26名、海自20名、空自11名)
- 《ニュース解説》自衛隊ヘリの “巨大バケツ” 火災の森に撒く水は1度に数トン
- 人事発令 4月24日付け、1佐人事(空自1名、海自1名)
- 5月17~22日、陸上総隊演習(南西)を実施予定。その概要と日米合同委員会合意について公表(4月24日)
- 人事発令 4月17日・20日付け、1佐人事(陸自1名、海自4名)
- 人事発令 4月17日・20日付け、1佐人事(陸自1名、海自4名)
- 「自衛官の処遇改善パンフレット」令和8年度版を公表、防衛大臣がメッセージ(4月17日)
- 《ニュース解説》自衛隊ヘリの “巨大バケツ” 火災の森に撒く水は1度に数トン
- 《特集》護衛艦「もがみ」型の機雷戦── 海外での掃海任務にも速やかに対応できる
- 航空自衛隊がブルーインパルスの2026年度展示飛行スケジュールを発表(3月3日)
- 令和8年春の褒章 防衛関係の受章者5名を発表(令和8年4月28日)
- 10式戦車が射撃訓練中に砲弾破裂 隊員3名死亡、1名負傷(4月21日)
- 佐賀駐屯地に建設する隊員用宿舎の工事概要を発表(4月17日)
- 人事発令 令和8年3月23日付け、将補人事(陸自26名、海自20名、空自11名)
- 防衛省関係者960名が受章 第46回危険業務従事者叙勲(令和8年4月11日)
- 《寄稿》イラン革命防衛隊の “日本製ミサイル艇” —— 監視艇「つばさ」の数奇な運命
- 人事発令 4月1日付け、1佐職人事(陸自5名、海自9名、空自26名)
- 人事発令 4月17日・20日付け、1佐人事(陸自1名、海自4名)
- 人事発令 4月7日付け1佐職人事(陸自1名)、8日付け1佐人事(陸自3名、海自1名、空自4名)
- 「自衛官の処遇改善パンフレット」令和8年度版を公表、防衛大臣がメッセージ(4月17日)
- 人事発令 4月2日付け、1佐人事(空自1名、陸自3名)
- 人事発令 3月31日・4月1日付け、指定職等人事(4名)
- 航空自衛隊がブルーインパルスの2026年度展示飛行スケジュールを発表(3月3日)
- 《特集》護衛艦「もがみ」型の機雷戦── 海外での掃海任務にも速やかに対応できる
- 《解説》陸自の空中火力を変える「多用途UAV」──令和8年度防衛予算で調達か?

