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JA2024速報──三菱電機[W1-007]

  • その他

2024-10-17 08:08

2024年10月16日から19日まで開催されている「2024国際航空宇宙展」(JA2024)。主要出展ブースの展示内容を、短い記事にまとめてお届けしよう。稲葉義泰 INABA Yoshihiro

三菱電機の展示ブース。展示のメインは宇宙事業で、防衛関連のものはそれほどアピールされていない 写真:稲葉義泰

 三菱電機は、防衛・航空の分野では、レーダーや人工衛星の開発で有名な会社である。

 国際航空宇宙展2024において、主に衛星事業を含めた宇宙関連技術について展示している。目玉となるのは、月面へのピンポイント着陸を初めて成功させた月探査機「SLIM」の展示だ。これはモックアップではなく、実際に各種試験などに用いられた実機となっており、一般の展示会への出典はこれが初めてだという。また、衛星データとIoT家電のデータを融合させるというユニークな取り組みも展示されといる。

 防衛関連についても、フィリピンへの警戒監視レーダーの輸出案件を含めた、三菱電機の防衛装備品輸出に関する取り組みについても紹介されていた。

(以上)

稲葉義泰INABA Yoshihiro

軍事ライターとして自衛隊をはじめとする各国軍や防衛産業に携わる国内外企業を取材する傍ら、大学院において国際法を中心に防衛法制を研究。著者に『「戦争」は許されるのか 国際法で読み解く武力行使のルール』『“戦える”自衛隊へ 安全保障関連三文書で変化する自衛隊』(イカロス出版)などがある。

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