日比防衛相会談(5月3日)の概要を発表
- 防衛省関連
2024-5-4 07:19
防衛省は令和6(2024)年5月3日(金)、ハワイにおいて同日朝(現地時間)に実施した、木原稔(きはら・みのる)防衛大臣とフィリピンのテオドロ国防大臣との会談について、概要を公表した。
会談において両者は、先般の移動式警戒管制レーダー1基の納入を歓迎するとともに、昨年度以上に活発化している2国間防衛協力・交流を一層深めていくことを確認した。また、「自由で開かれたインド太平洋」を維持・強化するため、志を同じくする地域のパートナーとも引き続き協力を強化していくとしている。
日比防衛相会談の概要
令和6年5月3日8時30分(現地時間)から約45分間、木原防衛大臣とテオドロ比国防大臣との会談が行われました。
1 冒頭、木原大臣から、移動式警戒管制レーダー1基のフィリピンへの納入を歓迎しました。テオドロ大臣から、フィリピン軍の能力強化への支援に対する謝意が示されました。
2 両大臣は、先日南シナ海において日米豪比で実施した海上協同活動について意見交換を実施しました。木原大臣から、4か国が意思と能力を共同で発信でき、効果的な共同訓練になった旨述べました。
3 両大臣は、昨年11月に交渉開始が公表された日フィリピン円滑化協定(RAA)についても意見交換を行いました。本協定は、共同訓練などの日比両国の部隊間の協力活動の円滑化に資することが期待されるものであり、その早期の妥結に向けて両国が一層連携していくことで一致しました。
4 両大臣は、二国間、多国間防衛協力・交流を引き続き強化し、法の支配に基づく、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」を実現していくことで一致しました。両大臣は、今後も、防衛装備・技術協力を含め、二国間の防衛協力・交流を更に進めていくことで一致しました。
Ranking読まれている記事
- 24時間
- 1週間
- 1ヶ月
- レールガンの進捗状況を発表 極超音速兵器の撃墜めざす:防衛装備庁シンポジウム レポート③
- 日本の防衛にも成層圏ガス気球を 北海道の企業が展示:防衛装備庁シンポジウム レポート④
- 《レポート》海自の新型艦艇 哨戒艦「さくら」「たちばな」が進水、年度内就役へ(11月13日)
- アデン湾海賊対処のP-3C哨戒機 令和7年10月の活動状況
- 防衛装備庁が次期戦闘機に搭載する誘導武器に関する情報提供企業を募集(11月13日)
- 戦闘機と一緒に作戦行動する無人機、日本も作ってみた:防衛装備庁シンポジウム レポート①
- 島嶼防衛用新型対艦ミサイルの研究は1回目の試射が終了:防衛装備庁シンポジウム レポート②
- 陸海空自衛隊、令和7年9月における逮捕・送致の実績を公開(11月17日)
- 《ニュース解説》消えた弾丸の捜索──自衛隊の「訓練できない日々」
- 人事発令 令和7年8月1日付け、将補人事(陸自36名、海自11名、空自20名)
- レールガンの進捗状況を発表 極超音速兵器の撃墜めざす:防衛装備庁シンポジウム レポート③
- 人事発令 11月9日・10日付け、1佐職人事(空自9名、陸自2名)
- 戦闘機と一緒に作戦行動する無人機、日本も作ってみた:防衛装備庁シンポジウム レポート①
- 島嶼防衛用新型対艦ミサイルの研究は1回目の試射が終了:防衛装備庁シンポジウム レポート②
- 国連の野外衛生救護補助員コースに11月24日から陸上自衛官1名を派遣予定(11月12日)
- 防衛装備庁が次期戦闘機に搭載する誘導武器に関する情報提供企業を募集(11月13日)
- 陸自UH-1J多用途ヘリにレーザー照射 徳島県住宅地上空で発生 乗員・航空機に被害なし・警察に通報(11月11日)
- 海自、フィジー 海軍と共同訓練を実施(11月3~7日)
- 日本の防衛にも成層圏ガス気球を 北海道の企業が展示:防衛装備庁シンポジウム レポート④
- 人事発令 令和7年8月1日付け、将補人事(陸自36名、海自11名、空自20名)
- レールガンの進捗状況を発表 極超音速兵器の撃墜めざす:防衛装備庁シンポジウム レポート③
- 人事発令 11月9日・10日付け、1佐職人事(空自9名、陸自2名)
- 人事発令 10月30日付け、1佐職人事(空自4名)
- 戦闘機と一緒に作戦行動する無人機、日本も作ってみた:防衛装備庁シンポジウム レポート①
- 人事発令 11月5日付け、1佐人事(海自1名)
- 人事発令 令和7年8月1日付け、将補人事(陸自36名、海自11名、空自20名)
- 人事発令 10月21日付け、指定職・書記官人事
- 島嶼防衛用新型対艦ミサイルの研究は1回目の試射が終了:防衛装備庁シンポジウム レポート②
- 国連の野外衛生救護補助員コースに11月24日から陸上自衛官1名を派遣予定(11月12日)
- 人事発令 令和7年8月1日付け、1佐職人事(陸自196名、海自60名、空自62名)


