山形県南陽市における山林火災の災害派遣 5月5日の活動について
- 防衛省関連
2024-5-5 17:58
防衛省 統合幕僚監部は、令和6(2024)年5月5日、山形県南陽市で4月28日(日)午後に発生した山林火災に際し、陸上自衛隊が行った災害派遣の活動内容を以下のように公表した。
概要
5月4日(土)14時40分頃、山形県南陽市宮内において山林火災が発生。地元消防等による消火活動を実施するも鎮火に至らないことから、同日17時06分、山形県知事から陸上自衛隊第6師団長(神町・山形県東根市)に対し、山林火災に伴う消火活動に係る災害派遣を要請、同時刻受理。
5月5日(日)9時01分以降、陸上自衛隊第1ヘリコプター団(木更津・千葉県木更津市)のCH-47JA輸送ヘリ×2機、陸上自衛隊第6飛行隊(神町・山形県東根市)のUH-1J多用途ヘリ×1機及び陸上自衛隊東北方面航空隊(霞目・宮城県仙台市)のUH-1J×1機により、空中消火活動等を実施。
主な活動
1 空中消火活動等
・陸上自衛隊第20普通科連隊(神町)の災害用ドローンにより情報収集を実施
・陸上自衛隊第1ヘリコプター団(木更津)のCH-47JA×2機により、空中消火を実施
・陸上自衛隊第6飛行隊(神町)のUH-1J×1機により、空域統制等を実施
・陸上自衛隊東北方面航空隊(霞目)のUH-1J×1機により、映像伝送を実施
2 連絡員等の派遣
・南陽市役所:自衛隊山形地方協力本部(山形×2名、陸上自衛隊第20普通科連隊(神町)×3名
・現場指揮本部(向山野球場東側):陸上自衛隊第20普通科連隊(神町)×16名、陸上自衛隊第6飛行隊(神町)×2名
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