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陸上自衛隊、米陸軍との実動訓練「オリエント・シールド24」の概要を公表

  • 日本の防衛

2024-6-24 11:13

 防衛省 陸上幕僚監部は令和6(2024)年6月21日(金)18時、令和6年度米陸軍との実動訓練(オリエント・シールド24)の概要について、以下のように公表した。

令和6年度米陸軍との実動訓練(オリエント・シールド24)の概要について

 陸上自衛隊は、日米同盟の抑止力・対処力を一層強化すべく、以下のとおり令和6年度米陸軍との実動訓練(オリエント・シールド24)を実施するので、お知らせする。

目的

 陸上自衛隊及び米陸軍の部隊が、それぞれの指揮系統に従い、共同して作戦を実施する場合における相互連携要領を実行動により演練し、共同対処能力の向上を図る。

期間

 令和6年7月18日(木)~7月26日(金)

場所

 饗庭野演習場(滋賀県高島市)、矢臼別演習場(北海道別海町・厚岸町・浜中町)、伊丹駐屯地(兵庫県伊丹市)等

訓練実施部隊等

(1)陸上自衛隊
 ア担任官
  中部方面総監 陸将 小林弘樹(こばやし・ひろき)

 イ 実施部隊
  中部方面総監部、第14旅団、中部方面特科連隊、第2地対艦ミサイル連隊、第8高射特科群、第9施設群、中部方面航空隊、北部方面システム通信群、西部方面システム通信群、サイバー防護隊等

(2)米陸軍等
 ア 担任官
  在日米陸軍司令官 少将 デイヴ・ウォーマック(Dave. Womack)

 イ 実施部隊
  在日米陸軍司令部、第1マルチドメイン・タスクフォース、第11空挺師団、第2戦闘航空旅団、第10支援群、第3海兵師団等

特色

(1)電子戦及びヘリボン等を連携させた諸職種協同による日米共同戦闘訓練
(2)陸自FH-70(155mmりゅう弾砲)及び米陸軍HIMARS(ハイマース)に加え、米海兵隊HIMARSも参加する共同実射訓練
(3)サイバー攻撃対処に係る専門家交流

(参考写真)オリエントシールド21でのHIMARSによる射撃 写真:鈴崎利治
参考地図 制作:編集部
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