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陸上自衛隊、米海兵隊との実動訓練「レゾリュート・ドラゴン24」の概要を公表

  • 日本の防衛

2024-6-24 11:12

 防衛省 陸上幕僚監部は令和6(2024)年6月21日(金)18時、令和6年度米海兵隊との実動訓練(レゾリュート・ドラゴン24)の概要について、以下のように公表した。

令和6年度米海兵隊との実動訓練(レゾリュート・ドラゴン24)の概要について

 陸上自衛隊は、日米同盟の抑止力・対処力を一層強化すべく、以下のとおり令和6年度米海兵隊との実動訓練(レゾリュート・ドラゴン24)を実施するので、お知らせする。

目的

 陸上自衛隊及び米海兵隊の部隊が、それぞれの指揮系統に従い、共同して作戦を実施する際の相互連携要領を実行動により演練し、日米の連携強化及び共同対処能力の向上を図る。

期間

 令和6年7月28日(日)~8月7日(水)

場所

 山口県(米海兵隊岩国飛行場※1)、熊本県(陸上自衛隊健軍駐屯地、陸上自衛隊高遊原分屯地、陸上自衛隊大矢野原演習場)、大分県(陸上自衛隊日出生台演習場)、佐賀県(陸上自衛隊目達原駐屯地)及び沖縄県(県内の一部の自衛隊施設及び在日米軍施設)
※1 米海兵隊岩国飛行場は、航空機の基盤としてのみ使用

訓練実施部隊等

(1)陸上自衛隊等
 ア 担任官
 西部方面総監 陸将 荒井正芳(あらい・まさよし)

 イ 実施部隊
 西部方面総監部、第4師団、第8師団、第15旅団、西部方面情報隊、第2特科団、第2高射特科団、西部方面航空隊、西部方面システム通信群、西部方面後方支援隊、西部方面衛生隊、九州補給処、那覇病院、陸上総隊(第1ヘリコプター団等)等※2
※2 海上自衛隊及び航空自衛隊から、一部の部隊の参加を調整中

(2)米海兵隊等
 ア 担任官
 第3海兵機動展開部隊司令官 中将 ロジャー・B・ターナー(Roger B. Turner)

 イ 実施部隊
 第3海兵機動展開部隊司令部、第3海兵機動展開部隊情報群、第3海兵師団(第12海兵沿岸連隊等)、第1海兵航空団、第3海兵兵站群、米海兵隊太平洋基地所属部隊、米陸軍・米海軍・米空軍の一部等

特色

(1)島嶼防衛作戦における陸自の領域横断作戦(CDO)と米海兵隊の機動展開前進基地作戦(EABO)を踏まえ、作戦レベルと戦術レベルにおける連携要領の具体化を図るために実施する米海兵隊との共同訓練
(2)西部方面総監部と第3海兵機動展開部隊司令部以下により実施する国内における米海兵隊との最大規模の実動訓練
(3)本年3月に新編した第2特科団第7地対艦ミサイル連隊(勝連)が初めて参加するとともに、陸自V-22が昨年に引き続き本訓練に参加

(参考写真)レゾリュート・ドラゴン22に参加した陸上自衛隊10式戦車 写真:鈴崎利治

(以上)
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