極超音速兵器に対抗する新たな迎撃ミサイルGPI 日米の開発分担と三菱重工との契約を発表
- 日本の防衛
2024-11-1 18:51
防衛省は令和6(2024)年11月1日(金)17時30分、日米共同開発を進めている新型迎撃ミサイル「GPI」(滑空段階迎撃用誘導弾)について、日米の開発分担が決定し、日本の担当部位の開発について三菱重工と契約したことを発表した。
公表文書には、ノースロップ・グラマン社案の画像の上に両国の開発担当部位を示した図が付されており、それによると日米の担当は下記の通り。
【日本の開発担当部位】
キルビークル(破壊飛翔体)の操舵装置、ロケットモーター、シーカーウィンドウ
第3段階 姿勢制御装置
第2弾ロケットモーター(操舵装置含む)
【米国の開発担当部位】
キルビークル(破壊飛翔体)の外殻、誘導制御装置、シーカー
第3段ロケットモーター
第1弾ブースター
契約金額は約560億円で、納期が令和11(2029)年3月(令和10年度末)となることも、明らかにされた。
公表文書の内容は、こちらのとおり。
GPI共同開発に係る契約の相手方の決定について
今年度より日米共同開発を開始したGPI(Glide Phase Interceptor:滑空段階迎撃用誘導弾)について、防衛省は、日本が開発を分担することとなる部位について、三菱重工業株式会社と契約しましたので、お知らせします。
契約の件名: GPI共同開発(その1)(1)
契約相手方: 三菱重工業株式会社
契約金額: ¥56,045,000,000
納期:令和11年3月
GPIの共同開発にあたって、日米両国は、2024年9月、米国ノースロップ・グラマン社の提案するGPIの設計コンセプトを採用し、今後の共同開発を継続することとしました。防衛省は、同コンセプトに基づき、日本が開発を分担することとなる部位の設計・製造を進めるため、今般の契約に至りました。
GPIの実現は、我が国の統合防空ミサイル防衛能力を抜本的に強化し、また、日米同盟の抑止力・対処力向上に寄与します。防衛省は、本件共同開発の成功に向けて米国防省と緊密に連携し、共同開発を通じた同盟の強化に尽力してまいります。
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