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岩屋外務大臣がシリア情勢について談話を発表(12月9日)

  • 日本の防衛

2024-12-11 11:33

 外務省は令和6(2024)年12月9日(月)、岩屋 毅(いわや・たけし)外務大臣によるシリア情勢についての談話を発表した。
 発表内容は以下のとおり。

シリア情勢について(外務大臣談話)

令和6年12月9日

1  中東地域の情勢が不安定な中での、シリアにおける一連の事態の推移を、重大な関心をもって注視しています。シリアにおいて一刻も早く暴力が停止し、全てのシリア人が基本的人権や尊厳を享有し、自由と繁栄を享受できるようになることを強く望みます。

2  今般の情勢により、一般市民を含む多くの犠牲者が発生し、人道状況が悪化している状況を憂慮するとともに、今般の情勢が、シリアを巡る状況の改善につながることを強く期待しています。

3  中東地域全体の平和と安定を実現する上で重要な意味を持つシリアの将来は、シリア人自身が決めていくべきものです。我が国は、シリア情勢において平和的で安定した移行が行われることを期待します。

4  我が国は、全ての当事者に対し、暴力の即時停止、国際人道法を含む国際法の遵守、中東地域における緊張緩和に向けた必要な措置をとることを強く求めます。

5  特に、全ての関係者が、国連仲介の政治プロセス進展を促す安保理決議第2254号を踏まえ、シリア国民の意思を最大限尊重し、シリア国民による対話を通じた包摂的な政治的解決、国民和解、ひいては地域の平和と繁栄に向けて建設的な役割を果たすことを求めます。

関連リンク(外務省Webサイト)

(以上)

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