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長野県上田市で山林火災 陸自が災害派遣出動(3月2日 最終報)

  • 日本の防衛

2025-3-3 13:05

 防衛省 統合幕僚監部は令和7(2025)年3月2日(日)15時10分、長野県上田市で発生した山林火災にともなう陸上自衛隊の災害派遣について、最終報として以下の通り公表した。

長野県上田市における山林火災に係る災害派遣について

概要

・2月28日(金)、長野県上田市において山林火災が発生。地元消防等による消火活動を実施するも鎮火に至らないことから、28日(金)17時、長野県知事から陸上自衛隊第12旅団長(相馬原・群馬県)に対し、山林火災に伴う消火活動に係る災害派遣要請があり、同時刻受理。

・3月1日(土)以降、陸上自衛隊第1ヘリコプター団(木更津・千葉県)陸上自衛隊第12ヘリコプター隊(相馬原・群馬県)及び東部方面航空隊(立川・東京都)が空中消火活動等を実施。

・2日(日)11時20分、自治体が山林火災の鎮圧を確認。同時刻、長野県知事から陸上自衛隊第12旅団長に対して災害派遣撤収要請があり、活動を終了。

自衛隊の主な活動

1 空中消火活動等
・陸上自衛隊第1ヘリコプター団(木更津)のCH-47×1機、陸上自衛隊第12ヘリコプター隊のCH-47×1機(相馬原)及び陸上自衛隊東部方面航空隊(立川)のUH-1×2機が空中消火活動を実施。
・陸上自衛隊第12ヘリコプター隊(北宇都宮・栃木県)のUH-60×2機が空中統制を実施。
【散水実績・・・CH-47:散水27回(約135t)、UH-1:散水48回(約24t)】

2 地上部隊の派遣
・第13普通科連隊(松本・長野県)の人員約30名が、空中消火ヘリに対する後方支援活動を実施。
・陸上自衛隊第12ヘリコプター隊(相馬原)が上田市現地本部へ連絡員(2名)を派遣。
・陸上自衛隊第13普通科連隊(松本)が上田市現地本部及び上田市消防本部へ連絡員各2名(計4名)を派遣。

※数値等は全て速報値のため、今後変更される可能性があります。

位置関係図
資料出典:統合幕僚監部
活動写真
CHー47が散水する様子 写真:統合幕僚監部

(以上)

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