ミャンマー大地震 C-130輸送機1機が医療資機材等の輸送のため4月8日に出発予定
- 日本の防衛
2025-4-9 10:30
防衛省は令和7(2025)年4月7日(月)18時40分、3月28日に発生したミャンマー大地震を受けてミャンマー連邦共和国における国際緊急援助活動に必要な医療資機材等の輸送について以下のように公表した。
中谷 元(なかたに・げん)防衛大臣の命令を受け、C-130輸送機1機が8日に出発予定となっている。
ミャンマー連邦共和国における国際緊急援助活動に必要な医療資機材等の輸送について
1 ミャンマー中部を震源とする地震によるミャンマー連邦共和国における被害に関し、発災当初から、国際緊急援助活動に備えて直ちに必要な航空機等を派遣できる態勢を取りつつ、調査チームをミャンマーに派遣し情報収集を行うなど、関係省庁と連携して今後の対応に万全を期してまいりました。このような中、本日、正式に外務大臣から、自衛隊機による国際緊急援助活動に必要な医療資機材等の輸送について、協力を求めるための協議がありました。
これを受けて、防衛大臣から、ミャンマー連邦共和国における国際緊急援助活動のための医療資機材等の輸送の実施を統合作戦司令官に命じました。命令の概要は、以下のとおりです。
・航空自衛隊輸送機による輸送活動を実施。
・現地における情報収集・連絡調整のため、ミャンマー連邦共和国において現地調整所を設置。
2 本命令を受け、早ければ8日、C-130輸送機1機を本邦から出発させ、現地で活動する国際緊急援助隊・医療チームに必要な医療資機材等の輸送を行う予定です。
3 防衛省・自衛隊としては、ミャンマーの人々と共にあるとの観点から、今後も関係省庁と緊密に連携しつつ、必要な対応を実施してまいります。
(以上)
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