第5回 自衛官処遇改善・生涯設計確立のための関係閣僚会議を開催。石破総理のコメントも
- 日本の防衛
2025-6-12 10:33
内閣官房は令和7(2025)年6月10日(火)、同日に実施した「自衛官の処遇・勤務環境の改善及び新たな生涯設計の確立に関する係閣僚会議」(第5回)の議事次第と配布資料(全22ページ)を公表した。
首相官邸ホームページに掲載された「自衛官の処遇・勤務環境の改善及び新たな生涯設計の確立に関する関係閣僚会議」の情報と合わせて、以下に全文と配布資料のリンク先、公開された写真を掲載する。
自衛官の処遇・勤務環境の改善及び新たな生涯設計の確立に関する関係閣僚会議(第5回)議事次第
1.開会
2.議事 自衛官の処遇改善等の取組状況について
3.閉会
配布資料
- 第5回自衛官の処遇・勤務環境の改善及び新たな生涯設計の確立に関する関係閣僚会議
- https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/jieikan/gijisidai/dai5/siryou.pdf
自衛官の処遇・勤務環境の改善及び新たな生涯設計の確立に関する関係閣僚会議
令和7年6月10日、石破総理は、総理大臣官邸で第5回自衛官の処遇・勤務環境の改善及び新たな生涯設計の確立に関する関係閣僚会議を開催しました。
会議では、自衛官の処遇改善等の取組状況について議論が行われました。
総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。
「我が国の安全保障環境が厳しさを増す中で、防衛力の中核である自衛官の人材確保は、政府をあげて取り組むべき至上命題であります。
本日の会議では、昨年12月に取りまとめた『基本方針』が広く周知されていること、再就職先の拡充や定年年齢の引上げの決定など各施策が着実に進展し、自衛官の勤務意欲や人材確保に効果が表れ始めていることを確認できました。今後とも、『基本方針』に基づき各施策を強力に推進していただきますようお願いいたます。
特に、若年定年退職者給付金の引上げは、若くして定年を迎える自衛官の生涯設計確立のため不可欠であります。また、予備自衛官等を兼ねる公務員が有給休暇をとって訓練に参加している状況は速やかに見直すことが必要であります。政府一丸となってこれらの取組を令和8年度に実施するよう指示をいたします。
私自身、先月には舞鶴で現場の隊員と車座対話を行い、施策が有効であるとの声とともに、更なる対応を求める声も聞いたところであります。自衛官の人材確保という目的を達成するため、隊員のニーズを踏まえ、施策の見直しや新たな方策についても引き続き検討し、柔軟に実施してください。各大臣のリーダーシップ、引き続きどうぞよろしくお願いを申し上げます。以上でございます。」
(以上)
Ranking読まれている記事
- 24時間
- 1週間
- 1ヶ月
- レールガンの進捗状況を発表 極超音速兵器の撃墜めざす:防衛装備庁シンポジウム レポート③
- 日本の防衛にも成層圏ガス気球を 北海道の企業が展示:防衛装備庁シンポジウム レポート④
- 戦闘機と一緒に作戦行動する無人機、日本も作ってみた:防衛装備庁シンポジウム レポート①
- アデン湾海賊対処のP-3C哨戒機 令和7年10月の活動状況
- 防衛装備庁が次期戦闘機に搭載する誘導武器に関する情報提供企業を募集(11月13日)
- 陸海空自衛隊、令和7年9月における逮捕・送致の実績を公開(11月17日)
- 島嶼防衛用新型対艦ミサイルの研究は1回目の試射が終了:防衛装備庁シンポジウム レポート②
- 人事発令 令和7年8月1日付け、将補人事(陸自36名、海自11名、空自20名)
- 人事発令 11月9日・10日付け、1佐職人事(空自9名、陸自2名)
- 人事発令 令和7年8月1日付け、1佐職人事(陸自196名、海自60名、空自62名)
- 人事発令 11月9日・10日付け、1佐職人事(空自9名、陸自2名)
- レールガンの進捗状況を発表 極超音速兵器の撃墜めざす:防衛装備庁シンポジウム レポート③
- 戦闘機と一緒に作戦行動する無人機、日本も作ってみた:防衛装備庁シンポジウム レポート①
- 島嶼防衛用新型対艦ミサイルの研究は1回目の試射が終了:防衛装備庁シンポジウム レポート②
- 国連の野外衛生救護補助員コースに11月24日から陸上自衛官1名を派遣予定(11月12日)
- 防衛装備庁が次期戦闘機に搭載する誘導武器に関する情報提供企業を募集(11月13日)
- 人事発令 11月5日付け、1佐人事(海自1名)
- 陸自UH-1J多用途ヘリにレーザー照射 徳島県住宅地上空で発生 乗員・航空機に被害なし・警察に通報(11月11日)
- 海自、フィジー 海軍と共同訓練を実施(11月3~7日)
- 人事発令 令和7年8月1日付け、将補人事(陸自36名、海自11名、空自20名)
- 人事発令 11月9日・10日付け、1佐職人事(空自9名、陸自2名)
- 人事発令 10月30日付け、1佐職人事(空自4名)
- レールガンの進捗状況を発表 極超音速兵器の撃墜めざす:防衛装備庁シンポジウム レポート③
- 戦闘機と一緒に作戦行動する無人機、日本も作ってみた:防衛装備庁シンポジウム レポート①
- 人事発令 11月5日付け、1佐人事(海自1名)
- 人事発令 10月21日付け、指定職・書記官人事
- 人事発令 令和7年8月1日付け、将補人事(陸自36名、海自11名、空自20名)
- 島嶼防衛用新型対艦ミサイルの研究は1回目の試射が終了:防衛装備庁シンポジウム レポート②
- 国連の野外衛生救護補助員コースに11月24日から陸上自衛官1名を派遣予定(11月12日)
- 人事発令 令和7年8月1日付け、1佐職人事(陸自196名、海自60名、空自62名)




