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中国海軍J-15戦闘機が海自P-3C哨戒機に対して特異な接近(6月7日、8日)

  • 日本の防衛

2025-6-12 00:18

 防衛省は令和7(2025)年6月12日(木)23時30分、6月7日(土)と8日(日)に太平洋上の公海上空で発生した、中国海軍J-15戦闘機による海上自衛隊P-3C哨戒機への特異な接近について、以下の通り公表した。

中国軍機による自衛隊機への特異な接近について

 本年6月7日(土)10時半頃から11時頃の約40分間及び8日(日)14時頃から15時頃の約80分間、太平洋上の公海上空において、警戒監視を行っていた海上自衛隊のP-3C哨戒機に対して、中国軍の空母「山東」搭載のJ-15戦闘機が追従した。この際、J-15戦闘機は、P-3C哨戒機に対して特異な接近(高度差がない状態で水平距離約45m)を行い、8日には、P-3C哨戒機の針路前方約900m(高度差がない状態)を横切る事案が発生した。

 このような中国軍機の特異な接近は、偶発的な衝突を誘発する可能性があり、深刻な懸念を表明し、再発防止を厳重に申し入れた。

 なお、自衛隊機及び隊員に被害はない。

中国軍機J-15(6月8日撮影)写真:統合幕僚監部
中国軍機J-15(6月8日撮影)写真:統合幕僚監部

(以上)

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