ロシア艦艇2隻が津軽海峡を西進(8月29日、ウダロイⅠ級、アルタイ改級)・中国艦艇2隻が宮古海峡を北西進(8月31日、ルーヤンⅢ級、フチ級)
- 日本の防衛
2025-9-3 11:25
防衛省 統合幕僚監部は令和7(2025)年9月1日(月)18時30分、ロシア及び中国海軍艦艇の動向について以下のように公表した。
ロシア及び中国海軍艦艇の動向について
令和7年8月29日(金)午前2時頃、海上自衛隊は、尻屋崎(青森県)の東約70kmの海域において、同海域を北西進するロシア海軍ウダロイⅠ級駆逐艦(艦番号「564」)及びアルタイ改級補給艦を確認した。
その後、これらの艦艇が津軽海峡を西進し、日本海へ向けて航行したことを確認した。
なお、ウダロイⅠ級駆逐艦(艦番号「564」)は、8月8日(金)に宗谷海峡を東進したものと同一である。
また、8月31日(日)午前5時頃、海上自衛隊は、宮古島(沖縄県)の東約120kmの海域において、同海域を北西進する中国海軍ルーヤンⅢ級ミサイル駆逐艦(艦番号「134」)及びフチ級補給艦(艦番号「886」)を確認した。
その後、これら艦艇が沖縄本島と宮古島との間の海域を北西進し、東シナ海へ向けて航行したことを確認した。
なお、これら艦艇は、7月24日(木)に対馬海峡を北東進し、8月8日(金)に宗谷海峡を東進したものと同一である。
防衛省・自衛隊は、海上自衛隊第7護衛隊所属「ゆうだち」(大湊)、第45掃海隊所属「いずしま」(函館)、第2航空群所属「P-3C」(八戸)及び第5航空群所属「P-3C」(那覇)により、警戒監視・情報収集を行った。

(以上)
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