報道官が記者会見、富士駐屯地への高速滑空弾、12式SSM能力向上型の配備について(3月10日)
- 日本の防衛
2026-3-12 10:25
令和8(2026)年3月10日(火)16時31分~16時36分、安居院公仁(あぐいん・きみひと)報道官は防衛省A棟10階記者会見室において報道官会見を行った。
報道官からの発表事項はなく、記者との質疑応答が行われた。内容は以下のとおり。
記者との質疑応答
高速滑空弾、12式地対艦誘導弾(SSM)能力向上型の富士駐屯地配備などについて
記者 :
高速滑空弾の配備について伺います。今月31日にも静岡県の富士駐屯地に配備との一部報道があります。配備予定の事実関係を伺いたいのと、改めて、富士駐屯地でどのような運用を想定しているのか、また、先日、12式地対艦誘導弾の能力向上型の搬入等をめぐってですね、地元自治体への事前の通達がなかったことで、知事などからも苦言がありましたが、今回の配備時期については、地元自治体への説明は終えているのか伺います。
報道官 :
島嶼防衛用高速滑空弾につきましては、富士駐屯地に所在する特科教導隊でございますけれども、今年度末までに配備する旨を昨年8月末に防衛省から公表しております。その上で、今後の部隊配備に要する手続きに要する期間などを踏まえまして、特科教導隊に配備する時期につきましては、3月31日としました。このことは昨日でございますが、9日でございますけれども、南関東防衛局から地元の自治体等に対しまして、御説明をしております。
島嶼防衛用高速滑空弾を特科教導隊に配備した後につきましてですが、平素は要員養成を行いつつも、演習への参加などを通じまして、各種事態に際して対処を行うことが可能となる態勢を構築することとしておりまして、このような態勢を構築することによって、実践的な運用を開始できる態勢を整えることになります。
記者 :
関連でお尋ねします。長射程ミサイルの関連ですが、健軍駐屯地においては、装備品の展示ですとか、あるいは現在、熊本県知事からの発言を受けて、地元住民への幅広い説明会の実施についても調整されている、検討されていると伺っているのですけれども、富士駐屯地における配備においては、装備品の展示ですとか、あるいは地元住民への説明会の開催については、現在どのようにお考えでしょうか。
報道官 :
今お尋ねのございました地元への装備品の展示、それから説明についてはですね、実施する予定はございません。
記者 :
それは今のところという理解でよろしいですか。
報道官 :
実施する予定はございません。
記者 :
今のに関連して、ちょっと極端な質問かもしれませんけれども、熊本の12式は地域住民への説明会を今後検討していくとしていて、富士での説明は首長等のみで、地元住民への説明や展示は検討していないというのは何か理由があるのでしょうか。
報道官 :
まず、富士駐屯地のほうでございますけれども、配備時期については、昨日、南関東防衛局のほうから配備が3月31日になる旨、地元自治体に対してしっかりと説明させていただいたところでございます。それから先ほどの質問に絡みますが、地元への装備品の展示、説明について実施する予定はございません。なお、防衛省といたしましては、自治体などからの意見も踏まえつつ、防衛省、それから南関東防衛局などのウェブページなどに、我が国の安全保障上の意義や重要性について、既に積極的な発信に努めてきたところでございます。それから、何が違うのかということでございますけれども、防衛省といたしましては、地元の皆様に対する丁寧な説明や適切な情報提供を、どのように実施するかにつきましては、個別の案件毎に判断しているところでございます。
いずれにしましても、防衛省・自衛隊としては、地元の皆様に対する丁寧な説明や適切な情報提供にしっかりと努めてきているところであり、引き続き、適切に対応したいと思っております。
(以上)
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