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三菱重工、防衛省向け音響測定艦「びんご」の命名・進水式を玉野市で実施(2月17日)

  • 日本の防衛

2025-2-19 11:19

 三菱重工業株式会社は令和7(2025)年2月17日(木)、同日に防衛省向け音響測定艦「びんご」の命名・進水式を三菱重工マリタイムシステムズで実施したことを発表した。
 発表内容の全文と公開された写真は以下のとおり。

防衛省向け音響測定艦「びんご」の命名・進水式を三菱重工マリタイムシステムズで実施

「びんご」命名・進水式の様子 写真:三菱重工

 三菱重工グループの三菱重工マリタイムシステムズ株式会社(社長:田尾 晋三、本社:岡山県玉野市、以下、三菱重工マリタイムシステムズ)は17日、防衛省向け音響測定艦の命名・進水式を玉野本社工場で実施しました。
 本艦は、令和4年度に三菱重工業株式会社が防衛省から発注を受け、三菱重工マリタイムシステムズにおいて建造中の「ひびき」型音響測定艦の4番艦で、「びんご」と命名されました。艦名は、瀬戸内海中央部の海域である「備後灘」が由来となっています。今後、船体・機関・電気など艤装工事を実施した後、令和7年度中に防衛省へ引き渡される予定です。玉野本社工場における同型艦の命名・進水式は、三菱重工マリタイムシステムズが艦艇・官公庁船事業を承継した三井E&S造船株式会社(当時)が2020年1月に実施した3番艦「あき」に続き4隻目です。

 三菱重工グループは、陸・海・空にまたがる防衛装備品事業を一元的に運営し、技術的シナジーを発揮するなかで、機能・性能ならびにコストパフォーマンスに優れた最新鋭の艦艇を開発・設計・建造し、就役後の維持整備および能力向上にも積極的に対応しています。今後もトータルシップインテグレーターとして、省人化や無人化、ライフサイクルコストの低減、早期装備化といった顧客の抱える課題に応え、従来の枠組みにとらわれない新しい自衛艦の開発に注力していきます。

(以上)

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