Space Compass、防衛省より「静止軌道間光通信技術実証」事業を受注(4月24日)
- 日本の防衛
2025-4-28 11:21
スカパーJSAT株式会社と株式会社Space Compassは、令和7(2025)年4月24日(木)、株式会社Space Compassが防衛省から、人工衛星による静止軌道間光通信技術の実証事業を受注したことについて、以下のように公表した。
株式会社Space Compassの防衛省「静止軌道間光通信技術実証」契約締結について
株式会社Space Compass(以下Space Compass)は、防衛省より「静止軌道間光通信技術実証」事業(※1)を受注したことをお知らせします。
※1 防衛省・自衛隊:静止軌道間光通信技術実証の進捗状況について (https://www.mod.go.jp/j/press/news/2025/03/31c.html)
本実証事業は、静止軌道における宇宙領域把握(以下SDA:Space Domain Awareness)能力の向上に重要となる、SDA活動で取得した大容量のデータを伝送可能な衛星の光通信能力を獲得するため、Space CompassのGEO光データ中継衛星経由で光通信によるデータ伝送の実証を行うものです。Space Compassは、本実証事業を通じて、我が国の宇宙安全保障に向けた取り組みに貢献してまいります。
Space Compass について
株式会社Space Compassは日本電信電話株式会社とスカパーJSAT株式会社が設立した合弁会社です(代表取締役 Co-CEO 小松 大実、同 堀 茂弘)。宇宙統合コンピューティング・ネットワークの構築により、持続可能な社会を実現します。この構想の第一歩として、宇宙データセンタ(宇宙における大容量通信・コンピューティング基盤)、宇宙RAN(Beyond5G/6Gにおけるコミュニケーション基盤)の事業・サービスに取り組んでいます。今後はIOWNなどの革新的な技術も活用し、さらなるサービスの強化をめざしていきます。
https://space-compass.com
(以上)
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