ASEAN諸国から空軍士官らを招き、第5回「プロフェッショナル・エアマンシップ・プログラム」開催(8月6日〜8日)
- 日本の防衛
2025-8-15 11:20
防衛省・自衛隊は令和7年(2025)8月12日(火)、8月6日(水)から8日(金)に実施された「第5回 プロフェッショナル・エアマンシップ・プログラム」の結果概要を公開した。
これは2018年10月の「第4回 日ASEAN防衛担当大臣会合」において、日本側の提案により始まったものであり、日ASEAN防衛協力の指針である「ビエンチャン・ビジョン2.0」に基づき、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向け、ASEANの強靱性の強化に資するべく取り組んでいるものである。
内容は以下の通り。
第5回プロフェッショナル・エアマンシップ・プログラム(PAP)の開催(結果概要)
8月6日(水)から8日(金)、防衛省・自衛隊は、日ASEANの空軍種間での相互理解・信頼醸成の促進や宇宙の安定利用などをテーマとした「空を超えた状況把握」に関する知見共有などを図るべく、ASEAN各国の空軍士官などを我が国に招へいし、「第5回プロフェッショナル・エアマンシップ・プログラム(PAP)」を開催しました。
このPAPは、2018年10月の「第4回日ASEAN防衛担当大臣会合」において、日本側の提案により始まったものであり、日ASEAN防衛協力の指針である「ビエンチャン・ビジョン2.0」に基づき、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向け、ASEANの強靱性の強化に資するべく取り組んでいるものです。
今年のPAPは、「防衛協力強化のための日ASEAN大臣イニシアティヴ(ジャスミン)」の下での新たな取組みとして、宇宙領域における法の支配と安全保障に関するセミナーを開催し、意見交換をすることで、法の支配の実践やルール・メイキングに関する協力について理解を深めました。また、本プログラムを通して、防衛省・自衛隊とASEANからの参加者との間で相互理解・信頼醸成をより一層促進することができました。
主なプログラム
セミナー
学習院大学の橋本靖明客員研究員が、宇宙領域における法の支配と安全保障についてASEAN各国の空軍士官などに対して講義し、ASEAN各国の参加者からも発表の上、意見交換を実施
部隊研修
宇宙作戦群(府中基地及び入間基地)での視察・研修を通じ、SSAに関する専門的な知見を共有
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