荒井陸上幕僚長、9月4日の定例記者会見 日米豪共同指揮所演習(YS89)の成果などを発表
- 日本の防衛
2025-9-10 10:15
陸上幕僚監部は令和7(2025)年9月4日(木)、公式サイトにおいて、荒井正芳(あらい・まさよし)陸上幕僚長の定例記者会見の概要を公表した。
令和7年9月4日 陸上幕僚長 定例記者会見
本日は私から、2点、YS89の成果及び佐賀駐屯地開設記念行事について、お知らせします。
まず、陸上自衛隊は、8月21日から9月1日までの間、朝霞駐屯地、伊丹駐屯地等において、陸上自衛隊、米陸軍、オーストラリア陸軍による共同指揮所演習を実施し、日米豪の陸軍種による作戦遂行能力の向上を図りました。
YS89において演練した内容の一部については、9月16日から予定をしておりますオリエント・シールド25において、実動を伴う形で演練を行う予定であります。
陸上自衛隊は引き続き、これらの共同訓練を通じて、日米同盟及び日米豪3か国の連携強化に努めてまいります。
次に、9月7日、佐賀駐屯地において、佐賀駐屯地開設記念行事を実施する予定であります。
輸送航空隊につきましては、7月9日の佐賀駐屯地開設以降、逐次訓練を進めており、8月12日には、陸上自衛隊V-22全17機の移駐を完了しております。
改めまして、駐屯地の開設及び運用開始にあたり、多大なるご尽力とご協力を賜りました関係者の皆様に対し、陸上幕僚長として深い敬意を表するとともに、心より感謝申し上げます。
陸上自衛隊は引き続き、地域との連携を深めつつ、引き続き南西地域の防衛体制強化等に努めてまいります。
(以上)
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