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イスラエルがカタール国内でハマス攻撃 「主権と地域安定脅かす」岩屋外相が非難(9月10日)

  • 日本の防衛

2025-9-12 08:55

 外務省は令和7(2025)年9月10日(水)、イスラエルによるカタール国内におけるハマス幹部を標的とした攻撃について、岩屋毅(いわや・たけし)外務大臣の談話を以下のように発表した。

イスラエルによるカタール国内におけるハマス幹部を標的とした攻撃(外務大臣談話)

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 9月9日(現地時間同日)、イスラエルはカタールのドーハに滞在するハマス幹部を標的とした攻撃を行ったと発表しました。ガザにおける停戦の実現と人質の解放が喫緊の課題であり、カタールを含む関係国による真剣な外交努力が行われている状況において、今回イスラエルによる攻撃が行われたことは、外交努力を妨げ、カタールの主権と安全、ひいては地域の安定を脅かすものであり、我が国として強く非難します。

2

 我が国は、カタールへの連帯を表明するとともに、イスラエルに対し、直ちに交渉に立ち戻り、停戦の実現と人質の解放に向けて誠実に取り組むよう改めて強く求めます。

3

 中東地域の平和と安定は、我が国にとって極めて重要であり、我が国は、全ての関係者に対し、テロ行為を含め地域の安定を損なういかなる行為も控えるよう求めるとともに、事態の沈静化を強く求めます。

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 政府として、在留邦人の保護に万全を期すとともに、事態の更なる悪化を防ぐべく、必要なあらゆる外交努力を行っていく決意です。

(以上)

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