三菱電機、次期戦闘機の共同開発事業において日英伊でGCAP Electronics Evolutionの組成を公表(9月9日)
- 日本の防衛
2025-9-11 13:33
令和7(2025)年9月9日(火)、三菱電機株式会社は、日本、英国、イタリアの3か国による次期戦闘機の共同開発「グローバル戦闘航空プログラム(GCAP)」推進のための協力体制として、コンソーシアム「GCAP Electronics Evolution」を8月に組成したことを発表した。
内容は以下のとおり。
次期戦闘機共同開発事業においてコンソーシアムGCAP Electronics Evolutionを組成〜日本、英国、イタリアの協力体制を強化し、ミッションアビオニクスの開発を推進〜

三菱電機株式会社は、日本、英国、イタリアの3カ国による次期戦闘機の共同開発「グローバル戦闘航空プログラム(GCAP ※1)」の推進のための協力体制として、ミッションアビオニクスの開発を担当するパートナー企業Leonardo UK Ltd.(レオナルド・ユーケー、本社:英国ロンドン)、Leonardo S.p.A(レオナルド、本社:イタリア共和国ローマ)及びELT Group(エレットロニカ・グループ、本社:イタリア共和国ローマ)と、コンソーシアム「GCAP Electronics Evolution(ジーキャップ・エレクトロニクス・エヴォリューション、G2E)」を2025年8月に組成しました。G2Eは、英国レディングを拠点に活動開始予定です。
4社は、GCAPを一元的に管理・運営するGCAP政府間機関(ジャイゴ、GIGO ※2)、機体全体の開発を担当する企業Edgewing ※3(エッジウィング、本社:英国)と連携し、GCAPの中核事業の一つであるミッションアビオニクスの共同開発に取り組みます。具体的には、次期戦闘機に搭載されるミッションアビオニクス「統合センサー & 統合通信システム(ISANKE & ICS ※4)」の設計・開発及びライフサポートサービス(TLSS ※5)の提供を目指します。ISANKE & ICSは、次期戦闘機の運用環境における膨大な情報を統合し、僚機間でのシームレスな連携を可能とすることで、将来の複雑化した安全保障環境においても、運用者の安全性向上に寄与できます。また、各国が自国特有の運用ニーズに対応し、必要時に必要な改修を実施できるよう、ミッションアビオニクスの改修の自由度と拡張性も確保します。
当社は、G2Eを通じてGCAPの中核事業の一つであるミッションアビオニクスの開発に注力するとともに、GIGOやEdgewingと連携することで、欧州とアジア太平洋地域の安全保障への貢献を目指します。
※1
Global Combat Air Programmeの略
※2
GCAP International Government Organizationの略
※3
イタリアのLeonardo、英国のBAE Systems、日本の日本航空機産業振興株式会社(JAIEC)によって設立された、GCAPの機体全体の開発を担当する合弁会社
※4
Integrated Sensing and Non-Kinetic Effects & Integrated Communications Systemsの略
※5
Through-Life Support Serviceの略
(以上)
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