令和7年度の自衛隊統合国外演習を12月10日まで実施 アフリカへの運航慣熟訓練も
- 日本の防衛
2025-11-26 10:55
防衛省 統合幕僚監部は令和7(2025)年11月21日(金)13時、令和7年度自衛隊統合国外演習の概要を発表した。11月22日(土)から同年12月10日(水)まで実施予定となっている。全文は以下の通り。
令和7年度自衛隊統合国外演習について
自衛隊は、在外邦人等保護措置・輸送に係る能力の向上を図るとともに、関係機関との連携を維持・強化し、国民の安全と安心の確保に資するため、下記のとおり令和7年度自衛隊統合国外演習を実施いたします。
1 目的
在外邦人等保護措置・輸送に係る活動を演練し、統合運用能力の向上を図るとともに、事態対処に係る自衛隊と関係機関及び各国軍との連携・調整要領を検証する。
2 期間(基準)
令和7年11月22日(土)から同年12月10日(水)まで
3 主要訓練項目
(1)総合訓練
ア 在外邦人等保護措置・輸送に係る指揮幕僚活動
イ 部隊の派遣準備、国外展開及び派遣先国における活動
(2)機能別訓練
ア 在ジブチ各国軍及び在ジブチ日本国大使館等との意見交換
イ 陸上自衛隊による射撃訓練等
ウ 航空自衛隊による運航慣熟訓練
4 場所(基準)
(1)総合訓練
本邦及びヨルダン並びに本邦とヨルダンを結ぶ経路
(2)機能別訓練
ア 在ジブチ各国軍及び在ジブチ日本国大使館等との意見交換
ジブチ
イ 陸上自衛隊による射撃訓練等
ヨルダンアブドラ国王特殊作戦トレーニングセンター
ウ 航空自衛隊による運航慣熟訓練
ヨルダン、ジブチ、ガボン及びガーナ並びにこれらを結ぶ経路
5 訓練参加部隊等(基準)
(1)陸上自衛隊
陸上総隊、警務隊及び陸上自衛隊中央輸送隊の人員約190名並びに装備品(小銃等)
(2)海上自衛隊
自衛艦隊の人員約20名
(3)航空自衛隊
航空総隊、航空支援集団、航空教育集団、航空警務隊及び航空自衛隊補給本部の人員約50名並びに装備品(輸送機(C-2)1機等)
(4)その他
統合幕僚監部、陸上幕僚監部、統合作戦司令部、自衛隊情報保全隊、自衛隊サイバー防衛隊及び情報本部の人員約70名
(以上)
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