70式地雷原爆破装置ロケット弾等の演習場外落下事故(2025年12月10日、福島県) 事故調査結果を陸上総隊司令部が発表(3月25日)
- 日本の防衛
2026-3-27 11:53
防衛省 陸上幕僚監部は令和8(2026)年3月25日(水)11時00分、昨年12月10日(水)に白河布引山(しらかわぬのびきやま)演習場(福島県西郷村)で発生した70式地雷原爆破装置ロケット弾等の演習場外落下について、以下のように陸上総隊司令部による事故調査結果を公表した。
70式地雷原爆破装置ロケット弾等の演習場外落下に係る事故調査結果及び再発防止策について
令和7年12月10日(水)、陸上自衛隊中央即応連隊(栃木県宇都宮駐屯地所在)が白河布引山演習場(福島県)において70式地雷原爆破装置の投射訓練中、ロケット弾、鋼索及び訓練用爆索前端索が演習場外に落下したことについて、陸上総隊司令部において事故調査委員会を設置し、調査を実施してきましたが、今般、以下のとおり、事故原因及び再発防止策を取りまとめましたので、お知らせします。
事故の原因
○ 本事故の原因は、70式地雷原爆破装置が投射された際、次のいずれかにより継手部が分離したことにより、ロケット弾等が演習場外に落下
・投射時に継手部が接合されていた場合、ロケット弾等が投射された際の加速度による荷重により継手部のロックピンが押し込まれた後に、当該訓練用爆索のねじれ、あるいは継手部の設置要領に起因する回転力が相まって、継手部が90度回転し分離した可能性
・投射時に継手部が接合されていなかった可能性
再発防止策
○ ステンレス製の継手部の使用を禁止し、アルミ製の継手部を使用
○ 通達、教育等により、指導・監督及び練度管理を徹底
○ 射撃訓練等における証拠記録の撮影の徹底
○ 教範を、初級者でも理解が容易になるよう改正し、設置要領について再徹底
今後、これら再発防止策を徹底いたします。
(以上)
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