荒井陸幕長が定例記者会見 自民党大会での陸自隊員の国歌歌唱に質問相次ぎ、「不適切ではない」と説明(4月14日)
- 日本の防衛
2026-4-17 09:30
防衛省 陸上幕僚監部は令和8(2026)年4月14日(火)、公式サイトにおいて、同日に実施された荒井正芳(あらい・まさよし)陸上幕僚長による定例記者会見の内容を公表した。
陸幕長からの発表事項はなく、以下のように記者との質疑応答が行われた。
荒井陸上幕僚長 定例記者会見
UAV展示飛行の中止理由
記者 :
昨日、無人アセット防衛能力推進室と無人装備室が新設されまして、その際にドローンの飛行公開が予定されていましたが、急遽取り止めになった理由と、飛行できなかった原因についてお聞かせください。
幕僚長 :
昨日予定していたUAVの展示飛行につきましては、当日の事前確認の過程において、運用上の確認事項が生じ、安全を十分に確保した形での飛行が困難であると判断をいたしました。予備機を含めて対応を検討しましたが、来場者あるいは関係者の安全を最優先に考え、展示飛行を中止する判断に至ったものです。具体的な要因につきましては、現在確認を行っているところであり、判明次第、適切に対応してまいりたいと思っております。せっかく取材にお越しいただいたにもかかわらず、結果として展示飛行をご覧いただけなかったことについては心苦しく思っておりますが、安全確保の観点からの判断であることについてご理解をいただければと思います。
自民党大会への陸自隊員参加と政治的中立性
記者 :
現役の陸上自衛官が自民党の党大会に私人として出席していたことについて伺います。この件をめぐっては、政治的中立性をめぐって指摘が相次いでいます。自民党の萩生田幹事長代行は今日午前の会見で、防衛省に事前に確認した際に了解をしていたと説明していますが、これは隊員が個人として参加することを陸上自衛隊として事前に許可をしていたということなんでしょうか。把握されている事実と併せて教えてください。
幕僚長 :
まずですね、本件につきましては、4月12日に開かれた自民党大会において陸上自衛官が国歌を歌唱したことについてということで承知しておりますが、当該自衛官については、職務ではなく私人として、イベント会社からの依頼を受けて国歌を歌唱したものと報告を受けております。事前の話ですが、繰り返しになりますが、当該自衛官は、職務ではなく私人として、イベント会社からの依頼を受けて国歌を歌唱したものと報告を受けております。また、出演依頼を受けた当該自衛官から所属部隊を通じて陸上幕僚監部及び内部部局の担当部署に対し、私的に歌唱することについて事前に相談がありました。その上で、担当部署間において、自衛隊法第61条に基づく政治的行為の制限との関係について事務的に確認を行ったところであります。その結果、国歌を歌唱することは自衛隊法に定める政治的行為に当たるものではなく、今回の件が自衛隊法違反に当たるものではないと確認した旨、報告を受けたところであります。
歌唱した隊員以外の党大会参加者
記者 :
党大会に参加した自民党議員のSNSの投稿などでは、他にも自衛隊員と見られる方の写真が掲載されています。ステージに登壇した隊員以外にも、参加していた隊員がいるのかどうか、把握されていることありますでしょうか。
幕僚長 :
歌唱した隊員以外に参加していたかというご質問と認識しましたが、中央音楽隊の副隊長が、職務ではなく、私人として同席していたと報告を受けております。なお、その者については、例えば歌唱の指揮とか歌唱支援等については、当然これは行っていないものと報告を受けております。
記者 :
副隊長は、どういった理由で参加されたというふうに伺っているのでしょうか。例えば、登壇された隊員であれば歌唱を披露するという点ありましたけれども、来賓という位置付けなんでしょうか。
幕僚長 :
そこの詳細についてはですね、飽くまで、その当該隊員達がですね、私人としての行為であることから、コメントを差し控えさせていただきます。
制服着用での政党行事参加への懸念
記者 :
法的に問題はないというご主張はわかるんですけども、自衛官が制服を着た状態でですね、ステージの上で歌唱して、私人とはいえ特定の政党の会合に出席することで、政治的行為には当たらないとはいえ、政治的行為だと見られかねないという懸念はなかったのでしょうか。
幕僚長 :
政党の行事への自衛官の参加についてはですね、個別具体的に判断されるものであり、一概にお答えすることは困難であるというふうに認識しております。
イベント会社との関係・謝礼の有無・副業該当性
記者 :
いくつか関連して伺いたいんですけども、まずイベント業者がどうして該当の3曹の連絡先を知っていたのか、あるいは自衛隊を通じて該当の3曹に連絡が来たのか。普通、こういう場合に自衛官の住所とか連絡先を知っていることはあり得ないと思うんですよね。これがまず一つ、疑問がありまして。もう一つの疑問というのは、彼女が参加した際に私人で参加したということですけども、謝礼は払われているのか。あるいはお車代いうものが払われているのか。イベント業者から、あくまで自民党のほうは、俺たち知らないよって。イベント業者が呼んだんだよってお話を幹事長がされているんですけども、であればこれは、イベント業者っていうのは営利企業でございますから、これから金品を受け取ったとなると、これはいわゆる、公務員で禁止されている副業に当たるんではないかと。逆に受け取っていなければ、私企業に対して役務を提供した。自衛官が役務を提供したってことになるのではないかと。ここ問題にならないでしょうか。まず、それをお答えください。
幕僚長 :
まず、イベント会社からどのような連絡があったとか、なぜ、その隊員を知っているのかということについてはですね、そこの部分は、私的行為でありますし、その部分まで我々が関与したり、詳細に掌握しているということはありません。それから謝礼については、受け取っていないというふうに報告を受けております。
記者 :
ではですね、自衛官がオフの時に、営利企業のためにお金さえ受け取らなければ働いても構わないというご見解なんでしょうか。これは自民党の党大会という一つのイベントですけれども、それを実際運営しているのは私企業の営利企業のイベント会社というわけですよ。そのイベント会社がタダで人を呼べれば、例えば普通、歌手を呼んだりすれば、20万30万かかるところをタダで呼べるんであったら、これはすごく利益になりますよね。それは例えば全体の予算の中から30万円浮いたら、全部利益になりますけれども、そういうことは自衛隊として許容できるのか、他の隊員がやっても問題ないのか。これいかがでしょう。
幕僚長 :
あくまで、私人としての行為でありますので、イベント会社との関係等も含めてですね、詳細にお答えすることは差し控えさせていただきます。
記者 :
例えば、お金さえ受け取らなければ、自衛官が制服を着てソープランドで働いてもいいんですかっていうお話になりますよ。
幕僚長 :
そのような仮定の質問についてはお答えを差し控えさせていただきます。
記者 :
いや、仮定ではなくって。それはやっていいんですか。そういう隊員からそういう話があったら。営利企業のためにお金を取らなければ働いていいのかっていうことなんですけども。これは今後そういう前例ができてしまうのではないでしょうか。
幕僚長 :
いえ、そういうことはないと思います。
記者 :
なんで言い切れるんですか。
幕僚長 :
今、おっしゃったような事例みたいなことはないというふうに思います。
記者 :
今後ないというふうに仰ったのは、なぜそれを言い切れるのかなと思いまして。それは非常に不思議かと思うんですけど。とりあえず、ここで一旦僕の質問を終わらせていただきます。
陸幕長への報告タイミングと法令確認のプロセス
記者 :
先程冒頭で、今回の事案の件に関して、陸幕長のほうで報告のプロセスであるとか、あとは法令上の問題がないかと確認をした上でというところで、報告を受けたというような表現があったんですけれども、報告を受けたタイミングが事前なのか事後なのか、了承を出したタイミングについて明確にお伺いしたいというのがまず1点目です。
幕僚長 :
まずですね、私自身につきましては、本件について4月3日に報告を受けております。
記者 :
その際に関しては、法令上の適否事項に当たるかどうかの確認を明確にされた上で、いわゆるゴーサインをだされたという理解でよろしいでしょうか。
幕僚長 :
関係部局との間でですね、色々な相談を受けて、そういうふうな事務的に確認をした上で、これについてはそういう行為に当たらないということで報告を受けたということになっています。
記者 :
その際に、今回問題視されているような、政治的中立性への懸念であるとか、対外的な受け止めまで総合的に考慮されたかどうかというところも伺いたいんですけども。
幕僚長 :
今回については、法的に問題はないということでですね、一概に断るとかそういう話はありませんでしたので、そのまま報告を受けたという次第であります。
記者 :
外部からの指摘を受けて、今後改めてですね、今回の判断やプロセスに関して、適切だったかどうか追加的に検証するようなお考えはありますか。
幕僚長 :
まずですね、一般論として申し上げますと、現役自衛官の行動については法令を遵守することはもちろんのこと、そのあり方が国民の皆様にどのように受け止められるかについては常日頃から十分に留意しなければいけないと思っております。本件につきましては、法令に抵触するものではないと認識しているところでありますが、結果として様々な受け止めが生じていることは承知しています。いずれにしましても、陸上自衛隊としては、隊員一人一人が国民の信頼の上に成り立っている組織の一員であるということを自覚を持って、適切に行動するようにしたいというふうに考えております。
内部部局への報告範囲
記者 :
報告のプロセスについて重ねてお伺いします。陸幕に関しては、陸幕長まで4月3日の時点で報告が来ていたとのことですが、内部部局で事務的に確認したとご説明がありましたが、内局の方はどのレベルといいますか、具体的にはどなたまでこの相談がいっていたという報告が陸幕にいっていたのでしょうか。
幕僚長 :
まずですね、内局においてですね、どの範囲まで報告が上がっていたかという点につきましては、私の立場からお答えするものではありません。繰り返しになりますが、私につきましては事務的に確認、陸幕と内局の関係部署との調整の上で、4月3日に報告を受けたということであります。
記者 :
「事務的に」というところを確認したいのですが、これは防衛省の職員の方々で確認したということでしょうか。例えば大臣・副大臣に報告が上がっていたということはあるんでしょうか。
幕僚長 :
内局内において、どの範囲までというのは私からお答えする立場ではありませんが、防衛省内ということであれば、内局と陸上幕僚監部内で様々な確認がなされていたということであります。
記者 :
陸上幕僚監部から大臣・副大臣・政務官に何か問い合わせをしたという事実はあるんでしょうか。
幕僚長 :
陸上幕僚監部内については、内部部局の担当部署と私的に歌唱することについての相談等を実施したと、事務的に確認したということであります。
音楽隊員が集団で私的参加するケースの可否
記者 :
仮定の質問と言われてしまうと、またお答えしていただけないかもしれませんけれども、例えばですね、テクニカルに、制服を着た人間が自衛官として参加したらいけない、だったら例えば中央音楽隊ブラスバンドが全員個人でこうゆうイベントに参加する。これはテクニカルにできますよね。職務でいくとアウトになるから、みんな有休をとってイベントに行って演奏してということができちゃいますよね。これはテクニカルには可能ですよね、これは。
幕僚長 :
仮定の質問なので、お答えは差し控えさせていただきます。
演奏服装の着用規則と今回の適否
記者 :
隊員の着用していた制服について伺いたいんですけども。ステージに登壇していた隊員は、いわゆる演奏服装とされるもので、自衛隊服装規定を拝見すると、ごめんなさい、これ私の解釈なんですけども、私的な行事等での着用等は禁止されているものだと認識しております。間違いないでしょうか。
幕僚長 :
はい、今ですね、ご指摘いただいたのは、隊員が着用していた演奏服装のことだと思います。当該自衛官が通常演奏服装を着用して歌唱していたということは承知しています。ご指摘がありました演奏服装については、自衛官服装規則第13条の2において、陸上幕僚長が演奏のため特に必要があると認めて指示する時に着用することができる旨を規定されております。今回の国歌の歌唱については私人としての行為であり、私の指示を受けたものではありません。法令上、職務外において演奏服装の着用が禁止されているわけでもありませんし、私的な場面で演奏服装を着用した事実をもって、規則違反と評価されるものではないという認識であります。
記者 :
そうしますと、その規則は何のためにあるんだということになってしまうと思うんですけど。陸幕長の許可を得なければいけないものを、今回は許可を得て着用していたんでしょうか、得ていないけど特に問題ないのなら、そのルールはある意味があるのでしょうか。
幕僚長 :
繰り返しになりますが、私人としての行為であり、私の指示を受けたものではありません。法令上、職務外において演奏服装の着用が禁止されているわけではないので、いま、ご指摘のある事実をもってですね、規則違反とか意味があるのかというご質問について評価されるということはないと思います。
記者 :
今の関連なんですけど、小泉大臣が自衛官はプライベートの時でも制服を着ていいんだと、そういう形で、今回の件をお話ししていたんですけども、これすごくあの、物事を曖昧にしているじゃないでしょうか。つまり、いわゆるその勤務服を着て動くのと、今回のような演奏用の服を着る、あるいは第一種礼装を着る、というのはこれまったく話が違うわけで、勤務服を着て、皆さんなぜか不思議ですけど、勤務服に制服着て通勤しているのに、みなさんなんで背広着ているのかは分かりませんけども、ふつうそういう普段着ないような人たちが、例えばプライベートの時はいいのかと言う話になってしまうわけだし、制服を着ていいのであれば、たとえば銀座の歩行天とかいつも第一種礼装でうろうろしていいのかとなりますよね。本来明確に分けるべき、制服の種類があるわけじゃないですか。戦闘服もそうですし、どの制服をどういうときに着て良いのか、細かい規則があるはずなんですよね。それを大臣はあたかも一つかのようにおっしゃっているのは、僕は非常に違和感を感じたんですけども。陸幕長は違和感、感じませんでしたか。
幕僚長 :
大臣は今おっしゃったような意味で発言をされていると言う風には私は全く思っておりません。繰り返しになりますが、自衛隊法及び訓令により、自衛官は基本的には常時制服等を着用しなければならないとされており、職務外の私人としての活動において制服を着用することが、法令等の違反、こういうものに当たるものではないという認識をしております。
衛生キット・装備品の使用期限管理
記者 :
まったく別の話なんですけども、陸自の2年前に乱射事件がありましたよね。3人が犠牲になった事件があって、あの時あのお二人は亡くなったんですけども、1人はたまたま私的に止血帯をもっていて、自分でも訓練をなさっていて、それでとっさにそれを使って命を取り留めるという事件がありました。これ自衛隊で止血帯が自衛官の命を救った初めてのケースだと思うんですけども。実はですけどね、私が10年くらい前にこの件の記事を書き、その結果もあって衛生キットが改善されたのですが、その後ほとんど入れ替えがされていないという話を聞いております。例えばアイシールドという目を保護するものが、樹脂製のため使用期限があるんです。あとチェストシールという胸に張るシール、これも粘着剤があるため使用期限があるんです。これがほとんど更新されていない。つまり期限が来たものを替えていない。形があれば、それは替えなくていいんだというのが、どうも自衛隊の中には多い、特に陸自には多いじゃないかと。また聞く話によると戦車の消火器なんかも期限が切れたものを使っていると。電池も、たとえばリチウム電池も、あれ本当は危険なんですけども、形があるから能力が落ちても使っているということが多々あると聞いております。形さえあればいいというものは大変よろしくないのではないではないか。特に止血帯は普段から使っていないと慣れないわけです。隊員さんに聞いてると、ほとんどぼくら教わっていませんという人ばかりでなんですよ。公的には、衛生の方はちゃんと教えていると聞くんですけども、実際に現場に行くとそういう話が聞こえてこないんで。なぜそんな乖離があるのでしょう。
幕僚長 :
はい、まず衛生関係の資材、あるいは戦車に搭載している消火器ですね、安全管理とか衛生に関わる装備品に関するご質問というふうに認識をしたところであります。賞味期限がある、あるいは使用期限がある装備品、あるいは資材があるというのもご指摘の通りであります。陸上自衛隊としては、しっかりと装備品の管理に万全を期すために、そのようなことがないように努めておりますし、そのようになっていると思います。他方ですね、色々な検査の中であるいは我々が見ていく中で、そういう不備事項があれば、しっかりとそれは組織として正していく所存であります。
他党の行事への隊員参加の可否
記者 :
自民党大会における陸上自衛官の参加について、今回、隊員の方は私的に参加されていたのは自民党の大会でしたが、今後、隊員の方は法令違反の行動さえしなければ、自民党以外のいかなる政治団体とか政党の会合にも、私的に出席することが可能だということなんでしょうか。
幕僚長 :
これもですね、現時点においては仮定の質問だと思われますので、差し控えをさせていただきますが、一般論としてですね、今ご指摘のありましたような政党の行事への自衛官の参加については、個別具体的にしっかりと組織として確認した上で判断する部分もあるというふうに認識をしております。
国民の誤解を招く自衛官の行動を慎むべきか
記者 :
他の記者からも質問あったと思うんですけれども、もう一回確認させていただきたいんですが、歌ったこと自体は法令違反ではないと説明をうけてよくわかっているんですが、だとしてもそのように法律に詳しくない一般の方とかが誤解されるような自衛官の行動というのは慎むべきなんじゃないかと思うんですけど、その点はどうでしょうか。
幕僚長 :
先ほども申し上げましたが、本件につきましては法令に抵触するものではないと認識しておりますが、結果としてですね、様々な受け止めが生じているということを承知した上で、我々陸上自衛隊については、隊員一人一人が国民の皆様の信頼の上に成り立っている組織の一員であるという自覚を持ち、適切に行動することが重要であるということで考えていますので、そういうことをしっかりと徹底してまいりたいと思っています。
スキャンイーグルの仕様と運用上の制約
記者 :
陸自で運用しているドローン、これがスキャンイーグルというものがございますが、こちらが本来、アメリカ軍とか、よその国が使っている、要するにメーカーの仕様とは違う、非常に狭い周波数帯を使っている、もしくは適していない周波数帯を使っているということを何度も申し上げてきたのですが、そんなことはありません、と防衛省は仰るわけです。でも実際問題として非常に狭い周波数帯を使っているので、いわゆるホッピングができない、周波数をホッピングして妨害電波にかからないようにする仕組みがあるのですが、これが非常にしにくい、若しくは出来ないというふうに聞いております。また、本来スキャンイーグルのシステム、ランチャーとかですね、あれは、けん引式のトレーラーに載っているんですけども、これ何でかしらないですけど、日本ではそれが国交省の許可が取れないらしくて、トレーラーをトラックに載せて運用しているという非常にこれ奇妙な、これトレーラーを引いていけばそんなトラックも必要ないしその乗員も要らないと思うんですけど、こういう奇妙な運用をしている。こういうことに関して国交省とかですね、関連のその省庁と調整して、例えば牽引をできる特例をもらうとかを、まずやっていないのではないのでしょうか。今回ドローン関連の新部署ができましたけど、新しい部署でそういうことをやるつもりは、ありますでしょうか。
幕僚長 :
まず1点目のご質問についてですね、スキャンイーグルの周波数等の話については、これは極めて運用に係る話でありますので、私の方からお答えの方については差し控えをさせてもらいます。2つ目の、トレーラーを載せて運ばなければいけない、色々な法令の制約等のお話だと思いますが、これは事実関係についてはですね、私今資料を持ち合わせておりませんので、確認した上で、我々が防衛態勢を作る、あるいは防衛にあたるに際してですね、関係省庁等も含めて様々な議論というのはさせていただいているところであります。いま例示があったような例えば法的制約の部分はどうなんだろうか、問題認識はどうしているのだろうかという部分については、これはしっかりとやっておりますし、今後もますます深めなければいけない部分だというふうに認識しております。
記者 :
運用に関するところはっていうのは、僕からみるとどうなのっというところがあるんですけど。実際にメーカーのボーイングに聞くと、日本だけが仕様が違うよというように教えてくれるわけです。そういうことをオープンにしているのに、自衛隊は都合の悪いことは運用だからと、グローバルホークにしてもU2と同じで、仮想敵の上空にいかないと使えない訳ですよ。それは河野さんが大臣のときも、いやこれ中国の上空とかに使うんですかと聞くと、運用に関わることですから言えませんみたいな話をされる訳ですよ。これって納税者に対してちゃんと説明していないんじゃないですか。以前、幕僚長が就任する前のことですけども、危機管理産業展というイベントで、ブッシュマスターを展示した際、窓を全部閉めて中を見えないようにしていたわけですよ。ところが、メーカーの見本市にいったら全部オープンにしてくれたんですよ。僕実際試乗もしましたし、メーカーが隠していないことをあたかも秘密のように隠す、これ普通の軍隊だったらオープンにしていることはオープンにして、それで批判があればそれを受けて、問題があれば改善するという方が、本来の正しい組織のあり方ではないかと思うんですけど。全部こう、いや、これは言えません言えません、で国民に対しては陸上自衛隊は精強ですという話をして、みんなそれを信じて、有事になったら実は違いましたというのは、これは大変不幸なことだと思うのですけれども、陸幕長そういうふうにお考えにならないですか。
幕僚長 :
まずですね、後段の方のですね、一般的な組織論として、自分達がやっていること、それを外の色々な方々からご批判、あるいはご助言、ご意見をいただいて、自分達の組織を正していくというのは、一般論として自衛隊に限らずどのような組織でもあるものだというふう思っておりますので、その部分は私はまったく否定するつもりはありません。それから防衛産業、外国の産業を例示されましたが、当然我々は一緒に国防を担う同志と言うか、関係者としてですね、常日頃からさまざまなやり取り、あるいは緊密な関係、意見交換をさせていただいております。他方ですね、冒頭にありましたような、企業が言っているんだからなんで隠すんだという話については、我々は国土防衛に任ずる陸上自衛隊あるいは自衛隊であります。それがたとえ同じものであっても、それは運用する我々にとっては、その部分は自分たちの口からは話をしない方が良い、あるいは控えた方が良いというのは、当然軍事組織ではあるものだと私は思っております。
今回の事案の「適切か不適切か」について
記者 :
話戻りまして、自衛官の自民党大会での国歌の歌唱に関連してなんですけども、先ほど陸幕長はご自身が適切に行動することが重要であるとおっしゃいました。仮定の話ではなく、今回の事案に限って、陸幕長として適切だとお考えでしょうか。
幕僚長 :
今回の行動については、出演依頼を受けた当該自衛官から所属部隊を通じて、陸上幕僚監部、それから先ほどご質問がありましたとおり内部部局の担当部署に対し、私的に歌唱することについて、事前に相談がありました。その上で、自衛隊法第61条に基づく、政治的行為の制限との関係について、事務的に確認を行った上で、自衛隊法に定める政治的行為に当たるものではなく、今回の件が自衛隊法違反に当たるものではないと確認した旨の報告を受けています。その上で、繰り返しになりますが、やはり我々自衛隊というのは国民の皆様の信頼の上に成り立っている組織でありますので、様々な意見がある、今回のような意見があるものもしっかりと受け止めて、適切な組織になるよう心掛けてまいりたいと思っております。
記者 :
様々な意見があると、で、それを受け止めてやっていきたいということですが、今後今回のような事案があった場合、また判断としても変わる可能性もあるということでしょうか。
幕僚長 :
今回のというふうなご質問ですので、先ほどご質問のありましたですね、例えば他党の行事に参加する云々かんぬんという場合、だった場合は、個別的に総合的に判断するものだと認識しております。
UAV展示中止の理由説明が遅れたことへの見解
記者 :
冒頭の、無人アセットの新部署の飛行展示が中止になった件でちょっと伺いたいんですけれども、今回安全を優先にということで、理由をご説明いただいたのですが、昨日の段階で、我々は何が理由で中止になったかわからない中で解散となったんですけれども、昨日の時点で、なぜこう伝えていただけなかったのかというところをお願いします。
幕僚長 :
安全管理の観点でですね、防衛省の講堂、あの広さですとUAVが行動するには、広い・狭いというのはありますけど、やはり安全確保が第一でありました。その時点でですね、本来であれば理由をしっかりと説明をした上で、今回の報道公開が中止になったその理由をしっかり伝えてくれというご指摘については、私も真摯に謙虚に受け止めたいと思っております。ただ、私もその場で確認した時に、具体的なその理由というか、原因ですね、それを即答できるような状態ではなかったため、安全確保の観点から中止ということを述べさせていただいたところであります。その過程でですね、繰り返しになりますが、運用上の確認事項が生じ、安全を十分に確保した形での飛行が困難ということで、一日がたちまして、ある程度この部分が原因ではないかということが判明してきておりますので、もしそういう原因等が公表できるような内容であればしますし、控えたほうがよいものはであれば控えたいというふうに思っております。いずれにせよですね、せっかく取材にお越しいただいたにもかかわらず、急な中止になったものについては本当に心苦しく思っているところであります。
自衛隊法施行令第87条との関係
記者 :
しつこくて恐縮なんですけども、今回のさきほどの3曹の件に関しては、法的に問題がないという、歌唱の件に関しては法的に問題がないというお考えはよく分かったのですが、(自衛隊法)施行令第87条で、「制服の着用」と「職業の紹介」によると「他の講師への協力」の理由に当たるのではないかというような疑問があります。同様に87条で、歌を歌うという行為は「その他の利益の提供」にならないのかというのが疑問になるかと思いますが、陸幕長はいずれも問題ないというお考えでよろしいですか。
幕僚長 :
今の87条の案文についてですね、現在手元に資料を持ち合わせておりませんので、これは別途確認した上でお答えしたいというふうに考えております。
展示中止のUAVの国産・外国産の別と無人機開発の課題
記者 :
先ほどのUAVの質問に戻っちゃうんですけども、急遽飛行を中止した機種は、国産なのか、外国産なのか。それから、仮にお答えできないという可能性があるので、2つ目でですね、昨日のいわゆる無人機開発の部署を発足させましたけれども、現実の問題でですね、軍事用の、その無人機は現状ですと、国産機はお話にならないというか、海外じゃないと、技術上使えないっていう、つまり圧倒的に遅れているという現実をどのように見ておられますか。
幕僚長 :
はい、昨日、展示飛行をしようとしていた無人機についてはですね、国産あるいは国産ではないという部分についてはですね、ちょっとお答えができません。一般的にですね、我々も報道等、あるいは色々な研究の中で、その日本と、それから外国のその無人アセット、性能、あるいはその産業基盤、いろんな課題があるという風に認識した上で、陸上自衛隊としては、しっかりと我が国の防衛に供するようにですね、必要な性能等を持ったですね、無人機の導入、これに心がけていきたいというふうに思っております。
記者 :
最後の方の話ですと、もう1つ必要なのは、時間軸ということだと思います。つまり、1年か2年の内に、その全て、という時間軸も踏まえて考えると、平たく言えば同盟国のものを使って、色々と運用を研究して、そこから先に徐々に国産に置き換えていくしかないというふうに思うのですが。そういう、おおよそのイメージですけども、そういう感じでしょうか。
幕僚長 :
はい、時間軸というものについては非常に大切にしております。これだけ、無人機の進展が早い、あるいは科学技術の進展が早い中で、これに追いつかなければいけない、あるいは追い越さなければいけないということに関し、問題認識っていうのは、陸上自衛隊、防衛省もしっかりと持っていると思います。その上でですね、どのようにものを装備していくか、どういうものを装備していくのが一番我が国の防衛に供するかという部分については、しっかりと検討してまいる所存であります。
銃剣道などの体育競技と充足率低下・中途退職問題
記者 :
銃剣道に関して、お尋ねしたいんですけども、陸上自衛隊、新しい部隊が色々できてますが、その一方で、既存の部隊をスクラップしてない。しかも、その既存の部隊、北海道とか行くと、充足率5割、6割当たり前みたいな状態になってるんですが、この後に及んでも、銃剣道を専業にやってる隊員結構いらっしゃる。もしくは、競技、かけっこですよね。こういうことを専業、つまり、本来の業務でない、その競技の専業みたいな隊員がいっぱいいるっていうのは、大変問題じゃないでしょうか。これを止める気はないんでしょうか。
幕僚長 :
はい、止める気はありません。私も、今ご指摘にあったことは、無駄だというふうには、全く思っておりません。その競技会についてはですね、もちろんその種目、色々なものがあると思いますが、この我々については、競技会を通じて色々な精神面、そういうものを陶冶するという目的はしっかりと謳っておりますので、銃剣道に限らず、自衛隊の体育の種目、それに係る競技会というものがありますが、それを全く止めるということは考えておりません。
記者 :
つまりこれだけ充足率が低くなって、新しい人間が入ってこない、やめる人間が多い、現場は疲弊してても、その競技会は止めないと、そういうご趣旨ですね。
幕僚長 :
はい。ただですね、充足率がやはり苦しいという部隊の現状を踏まえてですね、いまおっしゃったような、その年がら年中、その競技をやっているとか、そういうものっていうのは、各部隊長が適切に判断をして、コントロールしていると思いますので、今のご指摘についてはですね、質問自体も当たらないというふうに私は思っております。
記者 :
適切に判断してるんだったら、なんでいっぱい人間辞めちゃうんですかね。っていうのは僕非常に思うし、実際問題でも、耐えきれなくなって辞めてるって結構いるんです。周り聞いていると。基本的に銃剣道って、そういうものって、普通の会社で言えば、部活ですよね。つまり、課業が終わった後、休日にやればいいのではないかと思うのですけども、それを本業にしてしまうっていうのはどうなんでしょうか。
幕僚長 :
まずですね、本業にしておりません。それからですね、中途退職の問題については、私はこの記者会見等でも申し上げてる通り、現に陸上自衛隊ともその中途退職者っていうのは増えておりますし、非常に大きな課題というふうに認識をしております。他方ですね、それが銃剣道を始めとする、本業以外と言われる、そういう体育活動、これが原因で中途退職者が増えているとか、そういうものが大きく影響してるというふうな認識は私はありません。
記者 :
すいません、銃剣道に関して言うと、これOBとの利権も関わってるんじゃないですか。新人隊員に、銃剣道の用具を一式買わせるとか、そういう話も結構聞いております。それが非常に嫌だという隊員も知っております。そういうことを放置しておいて、吉田さんが幕僚長の時は、そういう事実はありませんと断言されてるんですよ。みんな、そういう専業でやってる人がいっぱいいるってこと知ってるのに、吉田さんですらそれを否定しなければいけないというのは、すごく闇が深いようにも思うんですけども、そういうOBとのその癒着っていうのはないんでしょうか。
幕僚長 :
OB、銃剣道の、そのOBでやられてる方の組織とか、そういうもののあり方についてはですね、私はお答えする立場にありません。それからもう1つは、その、今言われたような実態っていうのが、そういうものは、私はないという風に認識をしております。
式典後に大臣がドローンを操縦した経緯
記者 :
UAVの話に戻るんですけども、先ほどの陸幕長が安全の確保を最優先に考え、展示飛行を中止する判断に至ったと仰ったと思うのですが、防衛省のXにですね、その後、小泉大臣がドローンを操縦している様子が写真で掲載されていると思うんですが、時系列として、これは式典が終わった後に、我々が退室した後にそういう行事があったのか、それより前のものなのかということを伺ってもよいでしょうか。
幕僚長 :
大臣にはですね、ドローンですね、防衛省がいくつか持っているところであるんですが、その1つをですね、こういう風な、やっていると、体験をしていただくという形でしました。これは様々な訓練で、色々なタイプのドローンを使っておりますので、展示で使えなかったもの以外のものも少し持ってきておりましたので、それを活用していただいたということであります。その細部、それがどういうものかとか、どういう用途であるかということについては差し控えをさせていただきます。
記者 :
つまり、新編行事が終わった後にそういうことをされたっていう認識でよろしいですか。
幕僚長 :
はい、その通りです。
記者 :
そういうことを伺っていますと、その、我々が展示飛行が中止になった後に、そのドローンを操縦していることになったとか、その安全確保できなかったのが、その我々がいなくなってから安全が確保されたかのように聞こえてしまう部分があるんですけども、その辺りの見解はいかがでしょうか。
幕僚長 :
はい、講堂に人がいない状態でやったので、どこに落ちても、あるいはどこに落ちても安全確保できる状態の上で、体験をしていただきました。
私的行動での制服着用の一般的な事例
記者 :
話が行ったり来たりして恐縮なんですけども、党大会の件ですけれども、素朴な疑問というか確認なのですけども、まず私的な行為、私的な行動に自衛官が制服を着て行くということは、それは一般的にあることなんでしょうか。
幕僚長 :
私的な行動、たとえば結婚式
記者 :
まあそうです。であったりとか、プライベートな行事で多くの人が目にする場で制服を着用することがありうるのかですね。
幕僚長 :
今、一例を挙げましたが、私が知っている範囲ではそういうものの例示が適当かなと思っています。他にどのようなパターンがあるのか、過去にどういうことがあったかというのは、私、今承知しておりませんので、これ以上はお答えできません。
記者 :
その上でなんですけども、今回は陸幕長まで報告が上がっているということですけども、内規で報告をしなければならないというようになっているのでしょうか。
幕僚長 :
そこ部分については、明確にこういう、そのひとつの特定の案件、例えば例示を挙げてこの案件は必ず報告しなさいとか、いうものではないと認識しております。やはり今回もこういう形で依頼があったけれど出るという事に関してどうなんだろうかというのが、上級部隊に照会があったという認識です。
記者 :
今回は慎重に判断されたということなんでしょうか。
幕僚長 :
我々、基本的にですね、先程もお話をしました様々な受け止めが出てしまうような案件については、すべて慎重に判断しております。
陸自隊員による中国大使館侵入事案と銃刀法違反での再逮捕
記者 :
話が変わってしまうんですけれども、先月陸自隊員が中国大使館に侵入した事件に関して、警視庁が本日、銃刀法違反の容疑で当該隊員を再逮捕されました。改めまして陸自トップとしての受け止めと今回の事案を踏まえた隊員教育ですとか規律の徹底に関して、今後どのように見直していくのかお考えをお聞かせください。
幕僚長 :
3月24日、陸上自衛隊、九州にありますえびの駐屯地に所属する陸上自衛官が、在京中国大使館の敷地内に侵入し、「建造物侵入」の容疑で逮捕された事案について、今ご指摘ありましたとおり、本日、その者が新たに「銃刀法違反」の容疑で逮捕されました。実力組織である自衛隊において、規律の維持というものについては大変重要であるにも関わらず、自衛官が、在京中国大使館の敷地内に侵入をし、「建造物侵入」に加えて「銃刀法違反」の容疑で逮捕されたことについては、誠に遺憾であり、あってはならないことだと考えております。いずれにしましても、今回の事案については、現在、捜査機関による捜査が行われており、陸上自衛隊としてはこれに全面的に協力をするとともに、事実関係が明らかになり次第、厳正に対処してまいります。今後の指導でありますが、なぜこのような事案を起こしたのかなどの事実関係、これはですね、我々の知るところではありませんので、事実関係が逐次明らかになり次第、これを踏まえて必要な処置を陸上自衛隊内に徹底してまいりたいと思っております。
記者 :
今の件に関連するんですけど、そういう不幸な事件が起こってしまったと。ただ事件以降ですね、聞いてると、特にこう、記者クラブから臨時の会見を申し込むようなこともなく、大臣の会見でその話が出ても、特に質問がなかったっていうのもあってですね、記者のみなさん、あんまり興味ないのかなと思うんですけども、一般的に言えば、国軍の将校がですね、武装して、非常にあまり仲の良くない国の大使館に押し入ってしまった。これ、政府として謝罪をすべきだと思うんですけども、それも謝罪もしていない。その上で今回こういう、いわゆる党大会で、制服を着て歌うということをするとですね、中国の方のプロパガンダに利用されるんじゃないかと。こういうふうに、日本って今、右傾化してるよ、危ないよねというような風に利用されるんじゃないか、というような可能性はあると思います。ですから、李下に冠を正さずではないですけども、そういうことも考慮して、これは今回やめておこうというようなですね、そういう判断はなかったんでしょうか。
幕僚長 :
はい、今回については、歌唱の方については、陸上幕僚監部、それから内部部局の担当部署とですね、事実確認をした上でですね、私的行為には当たらない、法令にも抵触をしないということで、それを報告を受けて、今回の判断に至ったということであります。
国歌歌唱の適否を重ねて問う
記者 :
すいません、1点だけ、確認させてください。先ほどから質問がありました、今回の自衛官の国歌歌唱についてですけれども、今回の事案について、陸幕長として、適切かどうかと考えられてるかという質問に対して、イエスかノーか、適切か不適切か、イエスかノーかでお答えてください。
幕僚長 :
はい、本件につきましてはですね、様々な、受け止めがあると思っております。引き続きですね、陸上自衛隊としては、隊員一人一人が国民の信頼、これを得られるようにですね、しっかりとやっていきたいという風に思っております。
記者 :
適切か不適切だったかどうかだけ答えてください。
幕僚長 :
今回の件については、法令にも抵触をしないということで、私的行為ということで、そのように報告を受けております。
記者 :
なので、最後、適切か不適切かという点で、お尋ねしてるんですけれども。
幕僚長 :
はい、今回の件については、職務ではなく、私人として、関係者からの依頼を受けて、関係者、イベント会社からの依頼を受けて、国歌を歌唱したものですが、いずれにしても、自衛隊法に違反するものではなく、不適切だったとは考えておりません。
記者 :
法令には抵触してないという事なんですけれども、自衛官の政治的中立性が疑われかねない事案であったかについては、陸幕長としてはどう考えているか。
幕僚長 :
はい、本件につきましては、法令に抵触するものではないと認識をしておりますが、結果としてですね、様々な受け止めが生じているということに鑑みてですね、陸上自衛隊の一人一人、これの自覚、これを促すような指導を徹底してまいりたいと思っております。
記者 :
政治的な中立性が疑われかねないような、行動だったかどうかっていう、客観的に、外から見てですね。その点については、陸幕長としてはどうお考えでしょうか。
幕僚長 :
法令を遵守することはもちろんのこと、そのあり方ですね、これが国民の皆様にどのように受け止められるかという点についても、十分に留意をしていかなければならないと思っております。
イベント会社から陸自組織への直接依頼の有無
記者 :
先ほどの自民党の関連で、1点確認で、イベント会社からは、陸自の音楽隊の方には、直接、依頼はなかったかどうかっていうのを確認させてください。
幕僚長 :
はい、イベント会社から、当該自衛官に依頼があったというふうに認識をしております。
記者 :
その陸上自衛隊の組織の方には、直接の依頼はなかったという理解でよろしいでしょうか。
幕僚長 :
そのように認識をしております。
(以上)
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