陸上自衛隊、令和7年度一般曹候補生採用試験にて合否の誤りがあったことを発表(4月17日)
- 日本の防衛
2026-4-21 11:00
防衛省 陸上幕僚監部は令和8(2026)年4月17日(金)16時15分、令和7年度一般曹候補生採用試験の合否の誤りについて以下のように公表した。
令和7年度一般曹候補生採用試験の合否の誤りについて
令和7年12月4日(木)に発表した一般曹候補生採用試験の合格発表において、長崎県にて受験した方に一部誤って合格と通知していたことが判明しましたので、下記のとおりお知らせします。
受験者及び関係者の皆様に多大なるご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げますとともに、再発防止の徹底に真摯に取り組んでまいります。
1 概要
○ 令和7年度第2回一般曹候補生採用試験において、2名の受験者に対し、自衛隊長崎地方協力本部及び西部方面総監部における事務的な作業ミスにより、最終合格発表において誤って合格を通知
○ 当該受験者の入隊予定先からの通報により、1人目の合否の誤りが発覚。その後、関係書類の点検において2人目の合否の誤りが発覚したことから、2名の受験者それぞれに対して不合格を通知
○ 不合格の通知の後に新たに確認された事項等を踏まえ、再度、詳細な検討を行った結果、最終的に合格と判定し、再度2名に対し合格を通知
2 合否の誤りが発生した部隊等及び誤り等の内容
・ 陸上自衛隊西部方面総監部(試験結果に係る書類の確認不足)
・ 自衛隊長崎地方協力本部(試験結果の入力誤り)
3 経緯等
(1)試験日程等
ア 第1次試験
令和7年9月13日(土)~21日(日)、筆記試験及び作文
イ 第2次試験
令和7年10月11日(土)~26日(日)、口述試験及び身体検査
ウ 最終合格発表
令和7年12月4日(木)
エ 事象が判明した日
令和8年3月12日(木)及び14日(土)
(2)判明した経緯
ア 1人目
令和8年3月12日(木)、入隊予定部隊において、担当者が入隊予定者の関係書類を確認していたところ、当該1名が合格基準を満たしていないにもかかわらず入隊予定者となっていたことから、事務的な作業ミスにより試験結果の入力に誤りがあったことが発覚
イ 2人目
1人目の合否の誤りを受け、西部方面総監部において、入隊予定者の関係書類について再確認したところ、令和8年3月14日(土)、新たに1名が合格基準を満たしていないにもかかわらず入隊予定者となっていたことから、同様に事務的な作業ミスにより試験結果の入力に誤りがあったことが発覚
4 自衛隊としての対応
(1)令和8年3月13日(金)、自衛隊(自衛隊長崎地方協力本部)より、学校関係者に対して1人目の受験者への合格通知誤りが判明したことについて説明及び謝罪を実施
(2)2人目の事象判明に伴い、令和8年3月16日(月)までに学校関係者を通じ、対面による謝罪の機会の設定を調整し、翌17日(火)、受験者2名及びその保護者、学校関係者に対し、それぞれ対面にて合格と誤って通知したことに対する自衛隊(西部方面総監部、自衛隊長崎地方協力本部)による謝罪及び経緯説明を実施
(3)上記の3月17日(火)、謝罪・説明時に合否判定に影響を与えうる情報が新たに確認されたことから、防衛省で改めて合否を検討
(4)3月19日(木)、検討の結果、合格と判定し、自衛隊から受験者の保護者に通知
(5)3月23日(月)、改めて受験者及びその保護者、学校関係者に対し、自衛隊による謝罪及び経緯等について説明を実施したものの、2名の受験者については入隊を拒否
5 今後の処置
2名の受験者、保護者及び学校関係者に対し多大なるご迷惑及び不利益を与えたことを自衛隊として深刻に受け止め、再発防止策を確立・徹底するとともに、関係者の処分についても、事実関係に基づき厳正に対応します。
(以上)
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