4月22日午後、北朝鮮が弾道ミサイルを発射 日本海に落下
- 防衛省関連
2024-4-22 16:32
令和6(2024)年4月22日(月)15時03分、防衛省は「北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射された。続報が入り次第、お知らせする」と報道陣に向けて速報を発した。
そして同日16時30分、防衛省と内閣官房の連名で「北朝鮮は本日15時00分頃、北朝鮮内陸部から、少なくとも1発の弾道ミサイルを、北東方向に向けて発射しました」と続報を発表した。
その段階で、詳細については現在分析中としているが、「発射された弾道ミサイルは最高高度約50km程度で、約250km以上飛翔し、落下したのは、朝鮮半島東岸付近の我が国の排他的経済水域(EEZ)外である」と推定している。
また政府からの情報として、付近を航行する航空機や船舶への情報提供を行ったところ、現時点において被害報告等の情報は確認されていないとのこと。内閣総理大臣には本件について直ちに報告が行われ、
①情報収集・分析に全力を挙げ、国民に対して、迅速・的確な情報提供を行うこと
②航空機、船舶等の安全確認を徹底すること
③不測の事態に備え、万全の態勢をとること
の3点について指示が送られた。
政府においては、官邸危機管理センターに設置している「北朝鮮情勢に関する官邸対策室」において、関係省庁からの情報を集約するとともに、緊急参集チームを招集し、対応について協議を実施。
また、防衛省においては、防衛大臣が総理指示を受け、「①米国、韓国等と緊密に連携しつつ、情報収集・分析に全力を挙げること」「②不測の事態の発生に備え、引き続き警戒監視に万全を期すこと」の2点について指示が出された。
そして防衛省 統合幕僚監部は以下のような文章も併せて発表している。
「これまでの弾道ミサイル等の度重なる発射も含め、一連の北朝鮮の行動は、我が国、地域及び国際社会の平和と安全を脅かすものでの行動は、我が国、地域及び国際社会の平和と安全を脅かすものです。また、このような弾道ミサイル発射は、関連する安保理決議にに違反違反し、国民の安全に関わる重大な問題です。我が国我が国としては、北朝鮮に対して厳重に抗議し、強く非難しました。
国民の生命・財産を守り抜くため、引き続き、米国や韓国や韓国等とも等とも緊密に連携し、情報の収集・分析及び警戒監視に全力をあげるとともに、今後追加して公表すべき情報を入手した場合には、速やかに発表することとします」
地図:防衛省発表
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