国内で米軍が使用を許される施設・区域の共同使用、追加提供及び新規提供 10月8日の決定
- 日本の防衛
2024-10-11 00:00
防衛省は令和6(2024)年10月8日(火)08時42分、以下の題名の閣議資料を、報道に向けて公開した。
「日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定」第2条に基づく施設及び区域の共同使用、追加提供及び新規提供について
10月10日(木)に「防衛省告示第二百三十五号」としてほぼ同内容の資料が公開されたので、上記の一部を以下に掲載する。
「日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定」第2条に基づく施設及び区域の共同使用、追加提供及び新規提供について(令和6年10月8日閣議決定)
1960年1月19日ワシントンで署名された「日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定」第2条に基づきアメリカ合衆国が使用を許される施設及び区域について、共同使用、追加提供及び新規提供を別添のとおり決定することとする。
地位協定第2条に基づく施設及び区域の共同使用等に関する協定
合同委員会における日本国政府の代表者及びアメリカ合衆国政府の代表者は、それぞれの政府のために合衆国軍隊が使用を許される施設及び区域について、共同使用、追加提供及び新規提供を別紙第1から別紙第27までのとおり合意した。
別紙第1から別紙第27までの共同使用、追加提供、新規提供ごとの施設番号および施設名は以下の通り。
合衆国軍隊が使用している施設及び区域の共同使用(共同使用)
別紙第1 FAC3067 横浜ノース・ドック
別紙第2 FAC4092 岩国飛行場
別紙第3 FAC6005 伊江島補助飛行場
別紙第4 FAC6011 キャンプ・ハンセン
別紙第5 FAC6022 嘉手納弾薬庫地区
別紙第6 FAC6037 嘉手納飛行場
別紙第7 FAC6044 キャンプ瑞慶覧
別紙第8 FAC6064 那覇港湾施設
別紙第9 FAC6078 出砂島射爆撃場
別紙第10 FAC6082 津堅島訓練場
合衆国軍隊に提供する施設及び区域(追加提供)
別紙第11 FAC1068 千歳飛行場
別紙第12 FAC1069 別海矢臼別大演習場
別紙第13 FAC1069 別海矢臼別大演習場
別紙第14 FAC4161 小松飛行場
別紙第15 FAC4161 小松飛行場
別紙第16 FAC5115 新田原飛行場
別紙第17 FAC5121 築城飛行場
別紙第18 FAC5121 築城飛行場
別紙第19 FAC5125 健軍駐屯地
別紙第20 FAC5130 奄美駐屯地
別紙第21 FAC5130 奄美駐屯地
別紙第22 FAC5134 徳之島
別紙第23 FAC6091 那覇飛行場
別紙第24 FAC6093 与那国駐屯地
別紙第25 FAC6094 南那覇駐屯地
別紙第26 FAC6095 石垣駐屯地
合衆国軍隊に提供する施設及び区域(新規提供)
別紙第27 FAC3017 府中基地
(以上)
告示された全文は、こちらからご参照されたい。ただし、図版など一部の内容は省略されている。
- 2024.10.10:アメリカ合衆国が使用を許される施設及び区域の共同使用及び追加提供が決定された件(防衛第二百三十五号)
- https://www.mod.go.jp/j/presiding/kokuji/2024/1010a.pdf
◎下の[次の記事][前の記事]ボタンで、日本の防衛に関するニュース記事を次々にご覧いただけます。
Ranking読まれている記事
- 24時間
- 1週間
- 1ヶ月
- レールガンの進捗状況を発表 極超音速兵器の撃墜めざす:防衛装備庁シンポジウム レポート③
- 《レポート》海自の新型艦艇 哨戒艦「さくら」「たちばな」が進水、年度内就役へ(11月13日)
- 日豪加新4カ国が東シナ海で共同訓練 海自「まや」など参加し連携強化(11月14日)
- 防衛装備庁が次期戦闘機に搭載する誘導武器に関する情報提供企業を募集(11月13日)
- 日本の防衛にも成層圏ガス気球を 北海道の企業が展示:防衛装備庁シンポジウム レポート④
- アデン湾海賊対処のP-3C哨戒機 令和7年10月の活動状況
- 人事発令 令和7年8月1日付け、将補人事(陸自36名、海自11名、空自20名)
- 人事発令 令和7年8月1日付け、1佐職人事(陸自196名、海自60名、空自62名)
- 第216回臨時国会に、自衛官の俸給月額やボーナス引き上げについての法律案が提出
- 戦闘機と一緒に作戦行動する無人機、日本も作ってみた:防衛装備庁シンポジウム レポート①
- レールガンの進捗状況を発表 極超音速兵器の撃墜めざす:防衛装備庁シンポジウム レポート③
- 人事発令 11月9日・10日付け、1佐職人事(空自9名、陸自2名)
- 戦闘機と一緒に作戦行動する無人機、日本も作ってみた:防衛装備庁シンポジウム レポート①
- 防衛装備庁が次期戦闘機に搭載する誘導武器に関する情報提供企業を募集(11月13日)
- 《レポート》海自の新型艦艇 哨戒艦「さくら」「たちばな」が進水、年度内就役へ(11月13日)
- 国連の野外衛生救護補助員コースに11月24日から陸上自衛官1名を派遣予定(11月12日)
- 日本の防衛にも成層圏ガス気球を 北海道の企業が展示:防衛装備庁シンポジウム レポート④
- 海自、フィジー 海軍と共同訓練を実施(11月3~7日)
- 人事発令 令和7年8月1日付け、将補人事(陸自36名、海自11名、空自20名)
- 陸自UH-1J多用途ヘリにレーザー照射 徳島県住宅地上空で発生 乗員・航空機に被害なし・警察に通報(11月11日)
- レールガンの進捗状況を発表 極超音速兵器の撃墜めざす:防衛装備庁シンポジウム レポート③
- 人事発令 11月9日・10日付け、1佐職人事(空自9名、陸自2名)
- 人事発令 10月30日付け、1佐職人事(空自4名)
- 戦闘機と一緒に作戦行動する無人機、日本も作ってみた:防衛装備庁シンポジウム レポート①
- 人事発令 11月5日付け、1佐人事(海自1名)
- 人事発令 令和7年8月1日付け、将補人事(陸自36名、海自11名、空自20名)
- 島嶼防衛用新型対艦ミサイルの研究は1回目の試射が終了:防衛装備庁シンポジウム レポート②
- 国連の野外衛生救護補助員コースに11月24日から陸上自衛官1名を派遣予定(11月12日)
- 人事発令 令和7年8月1日付け、1佐職人事(陸自196名、海自60名、空自62名)
- 防衛装備庁が次期戦闘機に搭載する誘導武器に関する情報提供企業を募集(11月13日)



