陸上自衛隊初の輸送艦「にほんばれ」 命名式・進水式に鬼木副大臣が参加(10月29日)
- 日本の防衛
2024-11-6 10:28
令和6(2024)年10月29日(火)、広島県尾道市にある内海(ないかい)造船株式会社瀬戸田工場において、陸上自衛隊が保有する初の輸送艦「にほんばれ」の命名式・進水式が行われた。
これに鬼木誠(おにき・まこと)防衛副大臣が出席し、後日、防衛省の公式サイトで報告した。同イベントについては、陸上自衛隊と防衛装備庁が公式Xで報告しているので、そちらも転載する。
輸送艦「にほんばれ」命名式・進水式への出席
令和6年10月29日、鬼木誠防衛副大臣は内海造船株式会社瀬戸田工場において輸送艦(LCU)「にほんばれ」の命名式・進水式に出席しました。
防衛省は現下の厳しい安全保障環境を踏まえ、島しょ部への輸送機能を強化するため、輸送艦の建造を着実に実施します。
陸上自衛隊の10月29日付け公式Xから
令和6年10月29日、内海造船株式会社の瀬戸田工場において、今年度末までに新編予定の3自衛隊共同の部隊である自衛隊海上輸送群(仮称)が運用する輸送艦(LCU)「にほんばれ」の命名式・進水式が実施されました。
輸送艦(LCU)は、部隊や補給品の輸送に際して、水深が浅い島しょ部の港湾にも輸送が可能な船舶として運用するものです。輸送艦の取得により、大小多くの島々が点在する南西諸島等において、迅速かつ確実な輸送が可能となり、島嶼防衛に万全を期するものとなります。
防衛装備庁の10月30日付け公式Xから
10月29日、内海造船株式会社瀬戸田工場において、輸送艦(LCU)「にほんばれ」の命名式・進水式が行われ、鬼木防衛副大臣が出席しました。輸送艦の名称は、半島の名、太陽に関する天象・気象の名を付与することが標準とされており、防衛大臣が命名します。
「にほんばれ」は、南西地域の主要島しょ間等の輸送を担う、水深の浅い島しょ部の港湾にも輸送が実施可能な船舶です。防衛省は現下の厳しい安全保障環境を踏まえ、島しょ部への輸送機能を強化するため、輸送艦の建造を着実に実施します。
(以上)
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