統幕とJJOC、赤十字国際委員会(ICRC)アジア大洋州地域局長の表敬を受ける(5月9日)
- 日本の防衛
2025-5-29 11:25
防衛省 統合幕僚監部および統合作戦司令部(JJOC)は令和7(2025)年5月27日(火)、レジス・サビオ赤十字国際委員会(ICRC)アジア大洋州地域局長の表敬を受け、会談したことについて、それぞれ以下のように公表した。
赤十字国際委員会(ICRC)アジア大洋州地域局長との会談について(統合幕僚監部)
5月9日、小野功雄総括官はレジス・サビオ赤十字国際委員会(ICRC)アジア大洋州地域局長による表敬を受けました。
小野功雄総括官は全てのICRC職員による人道的活動に対する深い敬意を表するとともに、駐日代表経験者であるサビオ氏のアジア大洋州地域局長への就任について祝意を表しました。
サビオ局長からは、ICRCと自衛隊の強固な関係や自衛隊が国際人道法の遵守及び各種任務への反映に高い意識を有しているとの認識が述べられました。また、国際情勢において国際人道法上の義務が順守されない状況があり、国際人道法の遵守という大前提が崩壊しつつあるという危機感の共有を受けました。また、両者は急速に厳しさを増すインド太平洋地域の安全保障環境について認識を共有するとともに、これまでの協力関係及び国際人道法の遵守に向けた将来の更なる信頼関係強化について合意しました。
引き続き自衛隊は国際人道法をはじめとする国際法を遵守し、法の支配に基づく自由で開かれたインド太平洋の維持強化及び地域の平和と安定に一層貢献してまいります。
赤十字国際委員会(ICRC)アジア大洋州地域局長との懇談について(統合作戦司令部)
5月9日、伊藤哲也統合作戦司令官補佐官はレジス・サビオ赤十字国際委員会(ICRC)アジア大洋州地域局長による表敬を受けました。
両者はこれまでの協力関係及び将来の更なる信頼関係強化について合意したほか、サビオ局長からは、武力紛争の現場で活動するICRCと統合作戦部隊の共通点について触れながらICRCの活動等について説明がなされ、国際人道法の遵守を推進するため意見交換等の取り組みを推進することが重要である旨述べられました。
伊藤補佐官は全てのICRC職員による人道的活動に対する深い敬意を表するとともに、平素のICRCとの連携の重要性について述べました。また、統合作戦司令部の任務遂行において国際人道法の遵守は非常に重要であり、国際人道法の遵守・普及に向けて引き続き尽力する旨を述べられました。
自衛隊は引き続き国際人道法をはじめとする国際法を遵守しつつ事態に的確に対応し、国民の命と平和な暮らし、そして、我が国の領土・領海・領空を断固として守り抜く所存です。
(以上)
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