南川統合作戦司令部幕僚長、笹川平和財団主催「日越佐官・尉官級交流」訪日団と懇談(6月9日)
- 日本の防衛
2025-6-16 09:08
防衛省 統合幕僚監部は令和7(2025)年6月11日(水)、6月9日(月)に南川信隆(みなみかわ・のぶたか)統合作戦司令部幕僚長が、笹川平和財団主催日越佐官・尉官級交流の訪日団長による表敬を受けたことについて以下のように公表した。
笹川平和財団主催「日越佐官・尉官級交流」訪日団による懇談について
6月9日、南川信隆(陸将)統合作戦司令部幕僚長は、笹川平和財団主催日越佐官・尉官級交流の訪日団長 クアン海軍少将による表敬を受けました。笹川平和財団が主催する日越佐官・尉官級交流は、政府間での交流のみでは叶わない両国防衛当局間の相互理解促進と信頼醸成を図ることを目的に、2014年に開始されたものです。
南シナ海の沿岸国であるベトナムとの間では、これまでも防衛当局間の協力・交流が進展しており、特に2021年の防衛相会談を契機に、日越二国間だけではなく、地域や国際社会の平和と安定により積極的に貢献するための「新たな段階に入った日越防衛協力」のもと、ハイレベル交流などを推進してきています。また、2023年11月には、両国の関係を、アジアと世界における平和と繁栄のための包括的戦略的パートナーシップに発展することとし、安全保障分野では、防衛装備移転に向けた手続を着実に進めることの重要性等について議論することで一致するなど、防衛協力・交流をさらに拡大しているところです。
今回の日越佐官・尉官級交流は、両国の防衛交流を更に深化させる機会を創出し、多角的・多層的な安全保障協力の戦略的な推進につながるものです。 今回は、団長以下20名の方々が訪日され、部隊研修等の各種交流を実施しました。
今回の懇談で南川信隆(陸将)統合作戦司令部幕僚長は、特に本年4月28日に行われた日・ベトナム首脳会談において、新たにベトナムは、法の支配に基づく自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて、要となるパートナーである旨が表明されたとともに、改めて2023年11月の「日ベトナム関係のアジアと世界における平和と繁栄のための包括的戦略的パートナーシップへの格上げに関する共同声明」で示された認識及びコミットメントを確認されたことを踏まえ、引き続き両国の防衛当局間による防衛協力・交流を着実に進展させ、インド太平洋地域をはじめとした地域及び世界における平和と安定の維持に向け、より一層の連携強化を強調しました。
(以上)
◎下の[次の記事][前の記事]ボタンで、日本の防衛に関するニュース記事を次々にご覧いただけます。
Ranking読まれている記事
- 24時間
- 1週間
- 1ヶ月
- 戦闘機と一緒に作戦行動する無人機、日本も作ってみた:防衛装備庁シンポジウム レポート①
- 島嶼防衛用新型対艦ミサイルの研究は1回目の試射が終了:防衛装備庁シンポジウム レポート②
- 人事発令 11月5日付け、1佐人事(海自1名)
- 《レポート》防衛装備庁技術シンポジウム2025(11月11日)
- 人事発令 令和7年8月1日付け、将補人事(陸自36名、海自11名、空自20名)
- 陸自UH-1J多用途ヘリにレーザー照射 徳島県住宅地上空で発生 乗員・航空機に被害なし・警察に通報(11月11日)
- 人事発令 令和7年8月1日付け、1佐職人事(陸自196名、海自60名、空自62名)
- 《特集》5つの艦種で構成される海自の主力艦 基礎から分かる「護衛艦」概論
- 第216回臨時国会に、自衛官の俸給月額やボーナス引き上げについての法律案が提出
- 人事発令 11月9日・10日付け、1佐職人事(空自9名、陸自2名)
- 人事発令 10月30日付け、1佐職人事(空自4名)
- 人事発令 11月5日付け、1佐人事(海自1名)
- 戦闘機と一緒に作戦行動する無人機、日本も作ってみた:防衛装備庁シンポジウム レポート①
- 島嶼防衛用新型対艦ミサイルの研究は1回目の試射が終了:防衛装備庁シンポジウム レポート②
- 人事発令 令和7年8月1日付け、将補人事(陸自36名、海自11名、空自20名)
- 《レポート》防衛装備庁技術シンポジウム2025(11月11日)
- 第216回臨時国会に、自衛官の俸給月額やボーナス引き上げについての法律案が提出
- 人事発令 令和7年8月1日付け、1佐職人事(陸自196名、海自60名、空自62名)
- 統合作戦本部、令和7年度自衛隊統合演習(07JX)の実施を報告
- 人事発令 11月1日付・4日付、1佐職人事(陸自1名、海自3名、空自2名)
- 人事発令 10月30日付け、1佐職人事(空自4名)
- 人事発令 11月5日付け、1佐人事(海自1名)
- 人事発令 10月21日付け、指定職・書記官人事
- 人事発令 令和7年8月1日付け、将補人事(陸自36名、海自11名、空自20名)
- 戦闘機と一緒に作戦行動する無人機、日本も作ってみた:防衛装備庁シンポジウム レポート①
- 島嶼防衛用新型対艦ミサイルの研究は1回目の試射が終了:防衛装備庁シンポジウム レポート②
- 人事発令 令和7年8月1日付け、1佐職人事(陸自196名、海自60名、空自62名)
- 第216回臨時国会に、自衛官の俸給月額やボーナス引き上げについての法律案が提出
- 人事発令 令和7年8月1日付け、将人事(陸自7名、海自5名、空自7名)
- 令和7年秋の叙勲 防衛関係の受章者136名を発表





