防衛省報道官が記者会見 中東地域における邦人の安全など(6月13日)
- 日本の防衛
2025-6-17 10:01
令和7(2025)年6月10日(火)16時03分~16時06分、安居院公仁(あぐいん・きみひと)報道官は、防衛省A棟10階記者会見室において報道官会見を行った。
報道官からの発表事項はなく、以下のとおり記者との質疑応答が行われた。
発表事項
なし。
記者との質疑応答
6月13日にイスラエルが実施したイランへの軍事攻撃に関し、中東地域の在留邦人の安全確保と退避について
記者 :
イスラエルのイランへの攻撃に関連して伺います。邦人の安全確保についての現状と退避に向けた自衛隊機による邦人輸送の予定など防衛省内の検討状況を教えてください。
報道官 :
現地時間6月13日、日本時間同日ですけれども、イスラエルがイランの核関連施設などに対しまして攻撃を行った旨発表したと承知しております。こうした状況を受けまして、本日、防衛大臣から、中東地域の在留邦人の安全を確保する観点も踏まえ、情報収集等に最大限取り組むこと、それから中東地域に派遣している隊員の安全確保を徹底することとの指示が発出されました。政府といたしましては、在外邦人の保護に万全を期すとしておりますが、防衛省・自衛隊といたしましても、大臣からの指示を踏まえ、高い緊張感を持ちつつ、外務省を始めとする関係省庁と緊密に連携し、情勢の推移に応じて適切に対応してまいりたいと思っております。
記者 :
その指示を受けてですね、防衛省・自衛隊、具体的にどういうことをやってらっしゃるのか御説明いただけますでしょうか。
報道官 :
防衛省・自衛隊といたしましては、平素から在外邦人等の輸送などに備えまして必要な待機態勢をとっており、関係省庁とも緊密に連携しつつ、邦人退避を含むいかなる事態にも対応できるよう、万全を期してまいりたいと思っております。
記者 :
関連して、退避の念頭にあるのは、イランからの退避であるのか、それともイラン、イスラエルともになのでしょうか。
報道官 :
いずれにいたしましても、関係省庁と緊密に連携したいと思ってますし、邦人退避を含むいかなる事態にも対応できるように万全を期していきたいと思っております。
中東地域に派遣している隊員の現状・安全確保について
記者 :
冒頭でおっしゃられた、中東地域に派遣している隊員の安全確保ということですけれども、具体的に、例えば今回の紛争であれば周辺地域に何人ぐらいの隊員がいるとか、そういった状況は把握されているのでしょうか。
報道官 :
隊員がどのくらいいるかというのは、私の手元にございませんので、後ほどお知らせしたいと思います。
(以上)
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