南雲統合作戦司令官が、英国サイバー・特殊技能作戦コマンド司令官と懇談(9月2日)
- 日本の防衛
2025-9-11 09:00
防衛省 統合作戦司令部は令和7(2025)年9月9日(火)、南雲憲一郎(なぐも・けんいちろう)統合作戦司令官が、同月2日(火)統合作戦司令部においてジム・ホッケンハル英国サイバー・特殊技能作戦コマンド司令官の表敬訪問を受け、同司令官と懇談を行ったことについて以下のように公表した。
英国サイバー・特殊技能作戦コマンド司令官との懇談について
9月2日、統合作戦司令官は、統合作戦司令部においてジム・ホッケンハル英国サイバー・特殊技能作戦コマンド司令官(General James Richard HOCKENHULL, Commander of the UK Cyber and Specialist Operations Command)の表敬訪問を受け、同司令官と懇談を行いました。
現在、英空母「プリンス・オブ・ウェールズ」を旗艦とする英空母打撃群(CSG25)は、我が国を含むインド太平洋地域に展開する「Operation HIGHMAST」を実施中です。
その活動の一環として、8月12日から9月2日までの間、英空母打撃群(CSG25)が横須賀及び東京に寄港しました。
我が国を取り巻く安全保障環境が厳しさと不確実性を増す中、この寄港は、「自由で開かれたインド太平洋」の実現を目指し、インド太平洋地域の平和と安定に貢献するという英国などのコミットメントを示すものであり、我が国の安全保障及び日英安全保障・防衛協力を一層強化する観点から、日本政府として本寄港を歓迎しました。そのうえで、防衛省・自衛隊は、今後も基本的価値と戦略的利益を共有する英国などの同志国と共に、「自由で開かれたインド太平洋」の維持・強化、そして、グローバルな安全保障上の課題への対処のために協働し、地域の平和と安定に引き続き積極的に貢献していきます。本寄港は、日英両国における防衛協力・交流強化の重要なシンボルとなりました。
懇談において両司令官は、地域情勢について意見交換を行い、アジア及び欧州における相互に最も緊密な安全保障上のパートナーとして、日英間での連携を一層深めていくことで一致し、欧州・大西洋とインド太平洋の安全保障が不可分であるとの認識を共有しました。
英空母打撃群(CSG25)による「Operation HIGHMAST」は、日本への寄港や先の米豪主催の多国間共同訓練タリスマン・セイバー25への参加を通じて、我が国を含むインド太平洋地域の各国軍との連携及び信頼関係を強化しています。このように、目に見える形で英国をはじめ欧州諸国がインド太平洋地域を非常に重視していることが表れており、統合作戦司令部は、同盟国及び英国をはじめとした同志国と更なる連携強化を図り、抑止力及び対処力を一層強化してまいります。
(以上)
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