岩屋外務大臣が談話、ガザ地区ガザ市におけるイスラエルの軍事行動を非難(9月17日)
- 日本の防衛
2025-9-22 11:29
外務省は、令和7(2025)年9月17日(水)、ガザ地区ガザ市におけるイスラエルの軍事行動について、岩屋 毅(いわや・たけし)外務大臣の談話を以下のように公表した。
ガザ地区ガザ市におけるイスラエルの軍事行動について(外務大臣談話)
1 9月16日(現地時間同日)、イスラエル軍が発表したガザ地区ガザ市における地上作戦の拡大は、飢饉を含む既に深刻なガザ地区の人道危機を著しく悪化させるものであり、我が国として許容できず、強く非難します。
2 我が国として、今般の軍事行動を含むイスラエルの行動を受け、「二国家解決」の前提が崩れかねないことに強い危機感を有しており、イスラエルに対し、「二国家解決」に逆行するいかなる一方的行為も即時停止することを改めて強く求めます。その上で、イスラエルを含む全ての当事者に対し、交渉に立ち戻り、停戦と人質解放の実現に向けて誠実に取り組むよう求めるとともに、イスラエルに対し、飢饉を含む深刻な人道危機を一刻も早く終了させるための実質的な措置を直ちに講じること、そして、国際人道法を含む国際法を遵守することを強く求めます。
3 我が国は、当事者間の信頼醸成と交渉を通じた、イスラエルと将来の独立したパレスチナ国家が平和かつ安全に共存する「二国家解決」を一貫して支持しており、その実現に向け、引き続き、関係国・国際機関とも一層緊密に連携しつつ取り組んでいく考えです。
(以上)
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