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高市新総理、英仏政府主催「ウクライナに関する有志連合オンライン首脳会合」に参加(10月24日)

  • 日本の防衛

2025-10-28 12:01

 外務省は令和7(2025)年10月25日(土)、首相官邸は前日24日(金)、高市早苗(たかいち・さなえ)内閣総理大臣がイギリス・フランス両政府主催「ウクライナに関する有志連合オンライン首脳会合」に出席したことについて、それぞれ以下のように公表した。
 なお、本会合が高市新総理の実質的な外交デビューとなった。

(外務省)高市内閣総理大臣のウクライナに関する有志連合オンライン首脳会合への参加について(結果概要)

 10月24日、高市早苗内閣総理大臣は、午後11時15分頃から英・仏両政府の主催で開催された「ウクライナに関する有志連合オンライン首脳会合」に出席したところ、概要は以下のとおりです。なお、多くの首脳から、高市総理大臣の就任の祝意と本会合へ出席に対する感謝の意が寄せられました。

1 高市総理大臣は、ロシアによるウクライナ侵略は、国際秩序の根幹を揺るがす暴挙であり、「ウクライナと共にある」との我が国の立場は不変である旨述べました。
2 その上で、高市総理大臣は、我が国は、即時の戦闘停止、ひいては公正かつ永続的な平和の実現に向けて、国際社会と連携したウクライナ支援及び対露制裁を引き続き推進する旨述べました。

3 また、高市総理大臣は、我が国は官民一体の復旧・復興支援を通じて、ウクライナの社会・経済強靱化の取組に貢献していく旨述べました。

4 本会合では、引き続きウクライナにおける公正かつ永続的な平和の実現に向けて、各国が緊密に連携して取り組んでいくことで一致しました。

(以上)

(首相官邸)ウクライナに関する有志連合オンライン首脳会合についての会見

(記者)
 フジテレビの菅野と申します。よろしくお願いいたします。今回参加された会合が実質的な外交デビューの場となりましたが、御感想を伺わせてください。また、会合の中でいかなる議論がなされ、日本からはどのような発言がされたのか、また、今後日本として、ウクライナ問題にどのように関与していくのか教えていただきたいです。以上です。

(高市総理)
 今、私が出席をしてきましたのは、イギリスそしてフランスが主催する「ウクライナに関する有志連合オンライン首脳会合」でございます。画面上ではございますけれども、英国のスターマー首相、また、フランスのマクロン大統領、そしてゼレンスキー・ウクライナ大統領など、各国首脳らに御挨拶をし、日本の立場を申し述べることができました。印象的だったのは、各国の首脳から、私の就任に対するお祝いの言葉を頂き、また、就任後初めて出席をしてくれた国際会議がこのウクライナに関する有志連合だったということに対する歓迎の言葉を頂戴しました。とてもありがたいことだったと思います。各国の首脳からはですね、1日も早い公正かつ永続的な平和に向けた強い決意が示されておりました。私からは、この戦争の帰結というのは、これは欧州を越えて、東アジアを含め国際秩序全体に大きな影響を与えるという旨を指摘いたしました。主に3点について発言をしました。第1には、ロシアによるウクライナ侵略、これは国際秩序の根幹を揺るがす暴挙であり、ウクライナとともにあるという我が国の立場は一貫しているということ。第2に、国際社会と連携したウクライナ支援、そして対露制裁、これを引き続き日本は推進をするということ。第3に、我が国は官民一体の復旧・復興支援を通じたウクライナの社会・経済強靱(きょうじん)化の取組にも貢献をしていくということでございます。我が国は、ウクライナでの公正かつ永続的な平和実現のために、今後も各国と緊密に連携をして取り組んでまいります。そういったことで、本日の会合は、日本がこれまでしてきた貢献もございますし、これからやろうとしていることも含めて紹介をしながら、良いメッセージを発信できたと思っております。

(記者)
 ありがとうございます。

(高市総理)
 どうも遅くまでお疲れ様でした。

(以上)

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