ノースロップ・グラマン、日米GPI共同開発協定へのサポートをアピール
- 防衛省関連
2024-5-24 06:00
2024年5月23日(木)(米国では5月22日)、米国の防衛大手企業ノースロップ・グラマンは、先週締結された日米のGPI(滑空段階迎撃用誘導弾)共同開発協定に関するリリースを発表した。
極超音速ミサイルに対する防衛能力を構築する日米協力開発協定をサポートし、ミサイル防衛による抑止態勢を強化していくというもので、以下はその概要である。
ノースロップ・グラマン、日米GPI共同開発協定をサポート
ノースロップ・グラマン社の発射型ビークル担当バイス・プレジデントのマイク・ピンクストン氏は以下のように述べています。「私たちは、効果的に極超音速兵器に対抗する能力を開発するため、両国の持つ高い技術力を結集しています。私たちの顧客が今日必要とする能力をもたらすテクノロジーへの投資を約束し、増大しつつある様々な脅威に対応していきます。」
GPI共同開発協定のもとで、ノースロップ・グラマンと米国ミサイル防衛庁は、防衛省および日本の産業パートナーと協働し、GPIに使われるコンポーネントを開発する意思があります。日本が提供するシステムはGPIオール・アップ・ラウンド(AUR)に統合されることになります。
本開発協定は、2023年に日米両国で締結された研究、開発、試験及び評価プロジェクトに関する了解覚書のもとで結ばれたもので、両国間に築かれてきた関係の上に打ち立てられるものです。
ノースロップ・グラマンは60年以上にわたって培い、実際のミッションで実証されてきたミサイル防衛の経験に基づいて、迎撃ミサイル、テスト用標的、保護された通信、ミサイル警戒、先進的な宇宙領域把握(SDA)などを含むミサイル防衛の包括的な能力を提供しています。
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