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国産スタンド・オフ・ミサイル「島嶼防衛用高速滑空弾」 進捗状況を報告、動画も公開(7月4日)

  • 防衛省関連

2024-7-5 12:13

 防衛省は令和6(2024)年7月4日(木)17時00分、スタンド・オフ防衛能力のひとつ「島嶼防衛用高速滑空弾」に関する事業の進捗状況について公表するとともに、事前発射試験の模様をYou Tubeで公開した。

 防衛省・自衛隊は、日本への侵攻部隊を早期・遠方で阻止・排除するため、スタンド・オフ防衛能力を強化しており、スタンド・オフ・ミサイル取得に向けて取組を進めている。国産スタンド・オフ・ミサイルである島嶼防衛用高速滑空弾は、令和8(2026)年度の取得が予定されている。

スタンド・オフ防衛能力に関する事業の進捗状況について

 防衛省・自衛隊は、我が国への侵攻部隊を早期・遠方で阻止・排除するため、スタンド・オフ防衛能力を強化することとしています。
 この能力を早期に構築するために、防衛省・自衛隊としては、まず、国産スタンド・オフ・ミサイルの早期取得に向けて取組を進めているところです。
 今般、国産スタンド・オフ・ミサイルのうち、島嶼防衛用高速滑空弾の事前発射試験を行い、計測系の確認ができたため、以下のとおりお知らせします。

目的

 じ後の発射試験に向けた計測系の確認等

事前発射試験日

(1)第1回発射 令和6年3月23日(土)(日本時間)
(2)第2回発射 令和6年4月7日(日)(日本時間)

試験場所

 米国(カリフォルニア州)

 島嶼防衛用高速滑空弾は令和8年度(2026年度)に取得を予定しております。
 引き続き、防衛力整備計画に基づき、各種スタンド・オフ・ミサイルの取得を推進し、スタンド・オフ防衛能力の早期構築を図ってまいります。

(参考)島嶼防衛用高速滑空弾の研究・量産

 島嶼防衛用高速滑空弾について、研究を進めるとともに、部隊配備を可能な限り早期に実現するため、令和5年度より量産に着手しています。

出典:防衛省
島嶼防衛用高速滑空弾(イメージ) 出典:防衛省

You Tubeで公開された動画

出典:防衛省 防衛装備庁 公式チャンネル
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