ロシア機の領空侵犯に際し、岸田首相が対応を指示(9月23日)
- 防衛省関連
2024-9-24 13:34
首相官邸は令和6(2024)年9月23日(月)、13時台と15時台に発生したロシア軍機による3回の領空侵犯に関連して、公式サイト上で岸田文雄(きしだ・ふみお)内閣総理大臣の指示と、林芳正(はやし・よしまさ)内閣官房長官による記者会見のもようを公表した。
公表内容は以下の通り。
ロシア機による領空侵犯に関する総理指示(16:50)
1 領土・領海・領空は断固として守り抜くとの決意の下、国際法及び国内法令に従い、冷静かつ毅然と対応すること。
2 米国を始めとする関係諸国と緊密に連携すること。
3 国民や国際社会に対し、適時適切な情報発信を行うこと。
(以上)
ロシア機による領空侵犯について(内閣官房長官 記者会見)
それでは私(官房長官)から申し上げます。本日、13時台から15時台にかけまして、ロシア軍の哨戒機「IL-38」1機が、北海道礼文島北方の我が国領海上空におきまして、3度にわたり領空侵犯したことを確認をいたしました。これに対して、航空自衛隊の戦闘機を緊急発進させ、無線による通告及び警告に加え、フレアによる警告等を実施する等の対応を実施したところでございます。なお、フレアによる警告を実施したのは、対領空侵犯措置を開始してから初めてであるというふうに承知をしております。
本件について、総理には必要な報告を行いまして、総理からは、領土・領海・領空は断固として守り抜くとの決意の下、国際法及び国内法令に従い、冷静かつ毅然と対応すること、米国を始めとする関係諸国と緊密に連携すること、国民や国際社会に対し、適時・適切な情報発信を行うこと、この3点について指示があったところでございます。
また、官邸に「ロシア機による領空侵犯事案に関する情報連絡室」を設置し、関係省庁で連携して対応をしております。今回のロシア軍哨戒機による我が国領空の侵犯は極めて遺憾であります。本日、ロシア政府に対して、外交ルートで極めて厳重に抗議するとともに、再発防止を強く求めたところであります。今回のロシア軍機の行動の意図・目的については、確たることをお答えすることは差し控えますが、ロシア軍は、ウクライナ侵略後も我が国周辺での活発な活動を継続しております。政府としては、我が国周辺空域におけるロシアの軍事動向に対し、引き続き強い関心を持って注視をするとともに、警戒・監視に万全を期してまいりたいと考えております。私(官房長官)からは以上です。
(以上)
◎下の[次の記事][前の記事]ボタンで、日本の防衛に関するニュース記事を次々にご覧いただけます。
Ranking読まれている記事
- 24時間
- 1週間
- 1ヶ月
- 海上幕僚長が記者会見 インド太平洋海軍大学セミナー実施を発表、原潜や情報作戦集団にも言及(1月27日)
- 人事発令 令和7年12月16日付け、将補人事(陸自12名、海自13名、空自13名)
- 《特集》5つの艦種で構成される海自の主力艦 基礎から分かる「護衛艦」概論
- 人事発令 令和7年8月1日付け、将補人事(陸自36名、海自11名、空自20名)
- 自衛官・防衛省職員らの給与アップ改正案を閣議決定、国会に提出(12月8日)
- 人事発令 令和7年8月1日付け、1佐職人事(陸自196名、海自60名、空自62名)
- 中国海軍艦4隻が沖縄本島と宮古島との間の海域を南東進(1月27~28日、ジャンカイⅡ級、ルーヤンⅡ級、ルーヤンⅢ級、フチ級)
- 人事発令 令和8年1月1日付け、1佐昇任人事(陸自47名、海自13名、空自17名)
- 《レポート》海自の新型艦艇 哨戒艦「さくら」「たちばな」が進水、年度内就役へ(11月13日)
- レールガンの進捗状況を発表 極超音速兵器の撃墜めざす:防衛装備庁シンポジウム レポート③
- 航空自衛隊、令和7年11月における逮捕・送致の実績を公開(1月16日)
- 日米共同統合演習(指揮所演習)、1月29日から実施予定
- 《特集》洋上防空の絶対解──E-2D アドバンスト・ホークアイ 前編
- 人事発令 令和7年8月1日付け、将補人事(陸自36名、海自11名、空自20名)
- 人事発令 令和7年8月1日付け、1佐職人事(陸自196名、海自60名、空自62名)
- 人事発令 令和7年12月16日付け、将補人事(陸自12名、海自13名、空自13名)
- 《特集》5つの艦種で構成される海自の主力艦 基礎から分かる「護衛艦」概論
- 海上幕僚長が記者会見 インド太平洋海軍大学セミナー実施を発表、原潜や情報作戦集団にも言及(1月27日)
- 海上自衛隊、米海軍との機雷戦訓練および掃海特別訓練を2月1日~10日に実施予定
- アデン湾海賊対処のP-3C哨戒機 令和7年12月の活動状況
- 航空自衛隊、令和7年11月における逮捕・送致の実績を公開(1月16日)
- 《特集》ジェット戦闘機の「世代」とは? ──ステルス機は第5世代、今後現れる第6世代
- 自衛官・防衛省職員らの給与アップ改正案を閣議決定、国会に提出(12月8日)
- 《特集》洋上防空の絶対解──E-2D アドバンスト・ホークアイ 前編
- 統合・陸上・海上・航空の4幕長が年頭の挨拶(2026年1月1日)
- 《解説》陸自オスプレイ「可動率40%」の実情を読み解く
- 人事発令 令和8年1月1日付け、1佐昇任人事(陸自47名、海自13名、空自17名)
- 防衛省職員の給与・手当を改正する政令を公布(12月24日)
- 《ニュース解説》自衛隊ヘリの “巨大バケツ” 火災の森に撒く水は1度に数トン
- レールガンの進捗状況を発表 極超音速兵器の撃墜めざす:防衛装備庁シンポジウム レポート③

